接点復活剤でリモコンを壊した話
接点復活剤「KURE接点復活スプレー」
以下、公式サイトより
用途 スイッチ、リレー、配電盤、プリント配線回路、コンピューター、テレビ、コピー、ファックス、通信電話機器などの接点復活・防錆。※フレキシブルケーブル(フィルムケーブル)、
導電性ゴムには使用しないで下さい。
リモコンに導電性ゴムが使用されていることを知らない。
ウエットティッシュで基盤やボタンの汚れを拭き取れば何度となく復活してきたテレビリモコンなのですが、小さいボタン(入力切換やデータ連動ボタンなど)は全く反応してくれません。
物は試しようと悲劇のはじまり
リモコン修理に「接点復活剤」を使ってみることにしました。
基板に噴霧して組み立てます。
小さいボタンが無反応、電源ボタンまで効きが悪くなっています。基板が乾かないうちに組み立てた影響という認識。
電源ボタンまで効きが悪くなったままでは引き下がれません。基板で効果がないなら問題はボタン側だと接点復活剤を綿棒に吹き付け、1つ1つに丹念に塗布しました。
結果、電源はおろか音量やチャンネルまでもが反応なし。反応するボタンがありません。
電池交換、基盤もボタンを丸洗いするも「あとの祭り」
致命的なミスを裏付ける記事を発見→→→リモコンのボタンが反応しなくなったので直した話
恐る恐る…KURE接点復活スプレーの裏面を確認
「ゴム・プラスチックにかかっても安心です 」●導電性ゴムの接点には使用しない。
接点復活剤の誤使用
解決策を探るとゴムにアルミを貼る、導電性塗料を塗る…?
もう悪あがきは止そう
PayPayフリマで中古リモコンをポチっ。
亀山モデルは未だ現役、
テレビより先にリモコンを壊すとは。
「KURE接点復活スプレーはリモコンに使われる導電性ゴムの接点には使用しない」
SwitchのJoy-Conじゃなくて古いリモコンで済んだのは不幸中の幸いということで…。
関連リンク:導電性ゴムについて詳しく知る