人口減少時代の公共施設の統廃合に取り組む釧路市 | 缶杯宅飲み放浪記…馬鹿と寝言は寝ても覚めない

今日ドキッ「北海道の人口減少に関する有識者会議初会合」の話題から。

 

釧路市の人口

 

2040年に120万人減少する北海道の持続可能性を探る会議には釧路公立大にも勤められていた北大の小磯修二さんの名前も。ニュースでは人口減少を見据えた釧路が取り上げられていた。

釧路概況


隣接自治体からの人口流入期には30万都市になると言われた釧路も阿寒町、音別町との合併を経た今18万人割れ。当時、釧路市が合併のラブコールを送りすぎて綿貫市長の逮捕にまで発展した釧路町は2000年まで人口増加の一途だったが2005年からは減少に転じている。


釧路市
 

市内約870の公共施設どうする?!
釧路市の担当者によると約870の公共施設の統廃合により、多機能集約によって延べ床面積の削減につとめていく。



釧路市

 


しかし、多機能集約で解決できない公共施設なのが老朽化の著しい釧路市民文化会館。
唯一1500席ある大ホールはコンサートの黒字化が見込まれる最低ライン。統廃合が前提とあって会館の担当者も頭を悩ませていた。

 

市役所に市民文化会館、市営球場、動物園、図書館はボロボロなんですが・・・・
外観は立派な博物館、入館料がべらぼうに高い遊学館。観光国際交流センター、生涯学習センター、鳥取ドーム←なんちゃってドーム。人口減少に転じてから建設された施設と思しきハコモノ

 

図書館に隣接する生涯学習センター。こいつも立派なんですよ。
図書館機能を併せ持つ発想はなかったんでしょうか・・・。
財政難で建設予定の民間ビルに入居予定。肝心な施設から統廃合を迫られる有様です。

 

2014.8.21.17:25:35

 

 財政難で道銀ビルに入居予定とされた図書館。蓋を開けたらなんと素敵な図書館!!