今日、仕事のパートナー大嶋のおばあちゃんのお葬式に行きました。


晴れた日で、あたたかで、でも肌寒い風が吹くのが気持ちよく、

昔のある日を思い出しました。


おばあちゃんとは、ちょっとだけ面識がありました。

ここ数年はお体を悪くしていたから、会う機会はほとんどなかったけど…。


さまざまな人が、お葬式に訪れ、そしてさまざまな思いをはせているんだなっていうのが

本当に伝わってくる。

そういう時だけとっても敏感になる。


葬儀のときって、なんどかその斎場の中を、歩くことが多い。

そのときに、外を見るたび、人は、火葬され、そして肉体は気体へと変化し、

魂はどこに行くのだろうか? ということを感じました。


この今、パソコンのキーボードをたたくこの手も、いつかは使えなくなるかもしれない。

でも、そういった肉体的なことを超えて、僕達は存在しつづけるのだろうと思ったのです。


人の死を目の前にした人間は、どうしてか、優しいし、カドがない気がします。

やわらかくて、そもそものその人に近い。

そう感じました。


おばあちゃんはとてもきれいな顔で、眠られていて、その顔をみて、おばあちゃんの声が

聞こえてくるようでした。


とてもきれいなお花を、みんなが、棺に入れると、その中は花束でいっぱいに。

こんなにきれいにして、送り出されるのって、幸せだなあ。人は…。いいなあと。

そう思いました。


骨壷に骨を集め、そしてすべてが終わり、斎場の外に出ると、

冷たい風が、あたたかなところまで入ってきました。

おばあちゃんにもらった、少しだけの、不思議な時間は、僕をリセットさせてくれるようでした。


安らかに、お眠りください。


ハシムラノブヤ