美しい言葉 By BRUTUS




今マガジンハウスから

発売されているブルータスの

タイトルを見て、即買い。


だって、「美しい言葉」だよ。


たまんないね。。。

僕には。


僕は大阪育ちだから、荒々しい言葉の中でもまれて育った。

僕自身も、「ワレ」とか「シバク」を連発するようなやんちゃな子だったから、今、こういう言葉に惹かれているのがおもしろい。


そういえば、実の兄がケンカの時に使っていた言葉を聞いて、客観的に、これはいかん! 日本文化としても、この文字の乱列はよくないと思ったなあ。


さて、僕が考える日本語と言うのは、

浮世絵や日本画、またひらがな、明朝体といったものとセットなのです。

それらはすべて、とてもしなやかで、優しい。

そして、滑らかで女性的なセクシーなもの。


使い方、用い方、選び方で、

いくらでも自分のステージを上げられる魔法のような言葉です。


美しい日本語の言葉を使えるようになれば、

それはもう、日本を制すでしょう。


言葉にはそれぐらい力があります。

美しい言葉を、はっとさせられるようなタイミングで

聞くと、本当に情景に焼きこまれてしまいます。


素敵なんだよね。日本語。


今の出版業界にはなくなってしまったけど、

僕が編集を始めたころはまだまだ

文字の写植というお仕事の人たちがいた。


写植とは文字のごとく、写したり、植えたりする人。

文字をね。出版する工程における文字のミスや入れ替えなどを、版という文字が張り付いたフィルムみたいなものから、切り貼りする職人さんです。


昔の編集者は、写植の文字の美しさ、

段組みのきれいさに、美学を感じ、

一字一字の詰め具合、行間、書体の細部にまでこだわっていたのです。


今もありますが、モリサワという会社の写植職人とか、独自の明朝体には惹かれていました。




さて、このブルータス。

日本語というものを用いて、言葉を美しい重ねあわせで組んだ人たちの

ことが書かれていて、とてもいいです。


ブルーハーツのヒロトさんの言葉や

ミスチルの櫻井さん、はたまた寺山修二さんや三島由紀夫。さらには革命家のカストロや