ヌーイの日記 | 橋本志穂の部屋

ヌーイの日記

私の娘、ヌーイがお空のコワンの元へ

旅立ってしまいました。


日記を、亡くなった数日後に書いていたのですが

最後までかけずにいました。

まだここにいるんだって、、、

亡くなったことどこかで認めたくなくて。


そして、書いては消して

書いては閉じてーの繰り返しで、

月命日がやってきました。




亡くなった翌日、

こんなにたくさんあったお花たち



毎日毎日、ヌーイのお世話をする気持ちで

水を変え、水切りして

アレンジをしなおして形を変えていき、、、


昨日ここまでになりました。

 昨日ーと書いてたのは、かれこれ1週間くらい前だろうかー。


そして、6月には

少し新しいお花も加わってー




最初から見守っててくれたお花の最後の子は

昨日、、って書いた6/5くらいに全部いなくなり、、、

葉っぱは鉢植えにして育てています



過去に植えた同じドラセナの葉っぱは

新芽も吹いて育ってます。

ヌーイのも育つといいな。



ヌーイ、5/12の朝

亡くなりました。

夫のスケジュールもあり、

翌日の13日には葬儀でした。



ヌーイのお母さんと同じ、

動物霊園に予約して、

葬儀の朝にも、必要なものなど確認のために

電話しました。



そして、雨の中霊園に到着すると

スタッフの皆さんが訝しげー


ヌーイとロビーで待って、

お母さんに抱っこされる最後の

この写真を撮ってもらっていたら。。。




予約していた霊園は、都心からかなり遠い

別の霊園と判明‼️


最後の最後まで、お母さんはダメダメだったね。



悲しみに暮れていましたが、

私の大ポカのせいで、みんな呆れながらも

笑ってしまいました。


笑えたのは

コワンと同じ霊園が

たまたまその時間空いていて、導師様も

いてくれたという幸運。


そして、

事情を話してキャンセルさせてくれた

遠いとこの霊園の慈悲深さのおかげ。



霊園のホームページを検索した時、

霊園のページの中ほどに突然出てきてる

広告のとこをタップしちゃったんだ。。



ロビーで「予約入ってない」と告げられた時、

頭の中真っ白になり、、


朝確認の電話した霊園の番号を調べて

そのミスに気付きました。



ヌーイの姉妹たちのママや

軽井沢の犬仲間も

最期のお別れに来たいと言ってくれて、、


皆さんにはコワンと同じ霊園の名前を告げていたので

一安心でした。



そして、ヌーイ、

こんなに小さくなってしまいました。




生まれる前からいつかヌーイという名前の愛犬と暮らすんだと夢見て、

長女のコワンと相談して産んでもらいました。

人工授精から妊娠、出産、育児と

初めての体験をたくさんさせてもらって

闘病と介護の辛い体験までさせてもらい

(お母さんのコワンは闘病日記をつけ始めた途端に急死したので、介護してあげられなかった。

もっと迷惑かけて欲しかったのにーと悲しかったので〜)


最後は家族3匹で川の字になって過ごせました。



コワンを病院に預けてる時に失ってしまったので

ヌーイは絶対に我が家で犬生を全うさせたい


そう思って

1日6時間の点滴も、

今日からは家でやらせてもらうことになった

その日の朝でした。


これ以上は無理だよーお母さんお父さん

ごめんねー


そう言ったのでしょうか、、、


突然ワンワンとないて、

そしてキューンとため息ついたかと思ったら

お腹の定期的な呼吸の動きが止まりました。



安らかでした。


夜中はとても苦しそうで

私の方にグイグイと体を押しつけてのけぞってきてたので

ずっと手のひらで頭を支えて枕にしてあげてました。


私もここ1週間の介護で疲れもあり

ヌーイの状態が安定してきて一緒に寝てしまいましたが

朝5時過ぎに目が覚めると

私の手のひらで寝たままでした。


心配していたてんかんも

この夜は起こしませんでした。


刺激するとてんかんが起きてしまうので

そーっと起こさないように手を抜いて、

夫と同じ形で

同じようにイビキをかいて寝ている姿に

「山を越えた!今日からお家点滴、

頑張ろうね」


そう希望に満ちて幸せな気持ちになって

撮影しました。




呼吸してる


穏やかに生きてる姿です。



前の日は何度もてんかん発作をおこしたり、、

「生きてるのが不思議なくらい、ヌーイちゃんの

腎臓や甲状腺の値は悪い」と言われながらも

1週間、たたかってる姿ばかりでしたので

こんなに穏やかに寝てる姿に

心が躍り、ワクワクしました💓



この映像の直後に、、

ワンワンと声を上げて、

それに夫が飛び起きてヌーイを見ると

キューンとため息ついて止まったのでした。



息が止まった時、

急いで心臓マッサージをしました。


でも、こちらに戻しては

また苦しい思いをさせてしまうだけかもー。


そう思って手を止めました。


もうコワンがお迎えにきてくれてるだろうし、

いかせてあげよう。


兄弟姉妹の

フランもブルーもREDiも、、、

死産で一緒に過ごしたことはなかったホワイトちゃんも、

みんな迎えにきてくれてるはずだからー。



ヌーイ

あなたが生まれてきてくれて

本当に幸せでした。

あなたに会えてよかった。

あなたのお母さんになれてよかった。

子供になってくれてありがとう。

これまでたくさん笑わせてくれてありがとう

たくさん感動させてくれてありがとう

毎日、癒してくれてありがとう。

あなたの臭いおならも、うるさいイビキも

何もかもぜーんぶが癒しでした。。


肉球のにおいが忘れられません。


首元に抱きついた時のあのふわふわ感が

愛おしいです。



家中、あちらこちらで

あなたの気配を探してしまいます。


あなたはきっと、これからもずっと

私の近くにいつでも来てくれてるんだよね。

お母さんのコワンの姿が見えて、

私からは見えなくなってしまったけど

お母さんとお父さんのことは見えてるんだよね。



これまで夫婦生活何年だろう。

27.8年かー

その半分以上、20年近くを愛犬と過ごした生活でしたので、これからどうしていいか

わかりません。


抜け毛の掃除に追われたり

毛のつかない服を選んで着たり

立ち上がるにも部屋を出るにも いつも 

コワンやヌーイのことを気にかけながら

動いていたので、、、


足元に、膝に、

あなたたちがいない日々をどう過ごしていいのか

本当に途方に暮れます。


お父さんとの会話も

殆どが

「ほらみて!ヌーイ、かわいいねー😍」

とか「今日ヌーイがね〜」と

ヌーイ中心の日々でした。


特に母犬のコワンがいなくなってからは

ヌーイは分離不安で、

本当に甘やかしてしまいました。


甘えん坊で臆病で嫉妬深くて食いしん坊


コワンほど賢くないけど

ちょっとおバカなところも魅力的で

毎日そんなあなたを見てこれたのが

本当に幸せでした。


たくさんたくさん、もう伝え切れないほど

たくさんありがとう❣️


絶対にまた会えるよね!

コワンと一緒にまっててね。


いつかまた、

そっちの世界で家族4匹で暮らそうね。

その時は永遠に離れないー


ヌーイ、愛してる❤



今年の春、これが最期のお花見散歩になるとは
思いませんでした。

だけどこれからは
いつでも一緒だよ




ヌーイの日記はこれで終わります。



でも、ヌーイの思い出は
まだまだたくさん綴りたいのですがー
いつまでも悲しんで引きずってると
思わないでください。

悲しい報告はこれが最後。


応援してくれてたヌーイファンの方々に
お礼とご報告をーと、
やっと書けました。


ありがとうございました🌸


これからは過去を振り返り、
ヌーイやコワンの思い出を綴ることもあると思いますが、感謝と明るい気持ちで書くので
許してくださいね。


そうそう、
ここまでは、何日もかけて書いたのですが、
月命日の今日の為に
コワンとヌーイにとって第二の家族だった
ご近所の大古さん二三ゑさんから
お花が届きました。

ヌーイカラーの黄色い花束ラブ


ヌーイに
たくさんの生花やブリザーブドフラワー
おやつにお線香に癒しグッズにお手紙も
友人や、SNSで繋がったヌーイファンの方々からいただきました。

本当に感謝にたえません。

ヌーイは私の全てでした。
ヌーイが生まれてからは芸能事務所もやめて
育児中心にしようと決めました。

朝起きてまずヌーイ 
天気予報と空を読み散歩のスケジュールたて、
プライベートな用事はヌーイが留守番にならないよう
夫や大古さん夫妻のスケジュール確認してから決める毎日でした。

コワンが虹の橋🌈に行ってしまってから
ヌーイは分離不安が激しかったので
旅行にも行かなくなりました。

ドッグランで遊ばせたくて買った山の家も
ヌーイとまったり過ごすために
夫婦で行ってもゴルフにもいけませんでした。


これからは
自分のために自分の予定をーと思っても
コロナ禍で家に篭りっきり。

友達にも会えなければ
ゴルフも外食も緊急事態宣言になってからは
いけません。

なので余計に
ヌーイがいない悲しみばかりを感じてしまうので
大きなデジタルフォトフレームを買いました。

膨大な写真やビデオを整理して
楽しかった思い出、
嬉しかった瞬間、
出会えた感謝を胸に刻もうと思います。


最近は、夜中に夫とウォーキングを始めました。
もう1週間、続いてます。

ヌーイが留守番になってしまうような
ウォーキングなどはこれまで
やろうとも思わなかった。
ましてや夫婦揃ってーなんて、なかった。

お散歩嫌いで、家の周りしか歩かなかったヌーイですが、
コワンの時はあちこち歩きました。
コワンはお散歩大好きだったからなぁ。

ここ、よく歩いたねー
ここで必ずダッシュしたねー

そんな思い出を話しながら
深夜に黙々と歩いてます。

脚が棒のようです。

毎日、コースを変えるので、
朝起きた時から
「今日はどの辺を行くのかな」と考えます。
今の唯一の楽しみです。

こういうこと、三日坊主になりがちな私が
なんとか1週間続いてます。

緊急事態宣言あけて
ゴルフに行けるようになったら
ウォーキングはお休みすることもありそうですが、、、
飽きずに続けていこうと思います。