オーストラリア22 なせばなる

日本の空港なら、出発が迫っていたりすると
優先してくれたりするけれど、
そんなワガママ、絶対ムリ。

行列みて、愕然とした私だけれど、
ひとつ、閉鎖された列の先に
人を受け付けてないクローズカウンターを見つけた。
そして、ロープをくぐって（ゴメンナサイ）
泣きそうな顔で、「遅れそう」とＥ－チケットを出した。

優しいお姉さんで（って絶対私より若い）
「大丈夫」って受け付けてくれたの。



「夫を呼んでくるから」と、手続きを任せて
タクシーを降りた場所に行くと
夫は一人で運べない荷物を前に茫然としているの。

カートを使おうとしたら、コインが必要で
夫はコインを持ってなかったからーと
身動きとれなかったんだって。。。

たまたま、私が持っていたから
４ドル払ってカートを出して、４つの荷物を積んで走る。。



夫を連れてカウンターに戻った頃には
搭乗手続きは完了していて、
大きすぎるゴルフバッグのみ、別の場所へ自分たちで
運ぶように指示されたの。

良かったーーーー
無事に、乗れそうっ！！



やっと安心して、喉が渇いたので
水を買ってグビグビ飲んだ。
そんな私をみんなが観てる。

左観ても
右みても
降り返ると、子供が指さして観てる。

近くに居た人が
「北は暑くなるぞ」と私のブーツを指さす。



うんうんＵＧＧのブーツね。
免税の証拠に持っていかなきゃいけないから
もう履いてきたんだー。

「北へ行くのに暑くなるってヘンね」と思ったら
これから向かうケアンズは、赤道により、近くなるのね。
南半球だから、逆なんだー。
北があったかい。。。

なんと言われようと
「日本は雪が降ってる真冬だから」と笑って答えて
イザ、飛行機へーーーー



無事に飛行機に乗ってブーツを脱いだ時に
気が付いた。
暑苦しいブーツを履いてるから指をさされていたワケではなく
慌てすぎた私
大きな値札などのタグをぶら下げたまま、
このブーツを履いていたのです。



キャーっ
やっちまったぁぁぁーーーーっ