東北歌声喫茶を振り返る②

ご覧くださってありがとうございます
中にはコメント下さる方も・・・感謝です

コメントで「お仕事、おつかれさま」と声をかけて下さる方にも
とても心を癒されます

がー
実はこの「歌声喫茶」は、私たちみんな　
芸能の世界の「仕事」ではなく、
プライベートで
手弁当で活動をしているの

女優もアナウンサーも、講談士もタレントも音楽家もー

全員が同じ方向をみているので
イヤなことがひとつもない。。



誰が誰より目立つからと嫉妬して不平不満を言ったり
余計なおしゃべりをしたと怒られたり
メンバーのゴキゲンを損ねないようハラハラしたり・・・。
それが、女優・音無美紀子の仲間たちなのです

上の写真、私はと～～ても好きなの

全員が同じところを見つめてー
まさに、私たち「歌声喫茶」の目指す姿

実は、歌声喫茶の活動を
地元のNHKが取材に来て下さってー



その模様が「てれまさむね」という夕方のニュース番組で
放送されたの。
それを、ワンセグ携帯で観てるんだけど
電波が悪く・・・
ココに携帯を持ってくると、ちょっと見えたんだ～
「わぁぁ～、映ったうつった！！」
「きゃー、中西さん、ソロで歌ってるぅ～」
と大騒ぎー。

「みんな、いつもテレビ出てるのにね」って
笑いながらー

誰も、局に売り込んだりしてないけれど、
噂をききつけて取材に来て下さるー。
実は、昼ごろ・・
地元のラジオ局からも取材があって、
新幹線の中から、音無さんが携帯でインタビューを受けて
「今、到着するところです。今日いちにち
各地を回りますから、ぜひ、歌いに来てくださいね」と
宣伝をすることもできました。

あんなにいっぱい
被災地の現状を取材していたテレビの番組も
最近では、あまり取材報告をしなくなってー
東北以外に住む私たちの心の痛みが
なんだか、風化してきた気がするのです。
「え　まだ瓦礫が残ってるの」
「まだ家に帰れないの」

そんな現状を、忘れてはいけないと
思っている私たちです。

閉鎖的な生活で、心もふさぎがちな被災した方々が
一日、たった１時間半でも
大きな声を出して、笑って歌って
みんなとスキンシップしたり
たったそれだけで、　明るい光を探してみつめてー

同じ「希望」という方向をみて貰えたらーと願っています