韓国日記⑦ 仁寺洞の竹筒ご飯
昼間の仁寺洞です。
私たちが泊まっているロッテホテルからはとても近いの。
タクシーで行けばすぐだし、タクシー代も安いんだけど
電車を乗り継いで、土地勘を身につけるのが面白いから
はるばる地下鉄でやってきましたー。
と言っても、2~3駅だけどね。
地下鉄の難しさ、楽しさはココ。
「さて、どの改札から上がるのが正解?」
「地上に出たら、どっちが北だ??」
あっちかな?
こっちかな?と、冒険して店を探すのがまたひとつの楽しみでもあります。
前の晩は、タクシーであっという間に到着した仁寺洞でしたが
今日は 足で 色々な発見をするのだー!
と、歩いていると、こんな路地を見つけました。
ドコに行っても、東京と変わらない近代都市になったソウルで
こういう町並みを歩けると
臭いけど・・・とても嬉しい。
海外に来ましたー!って気分が盛り上がるよね。
行きたい店の住所や名前がハングルで書いてある写真を見せて
「オディエヨ?(ドコですか?)」 と聞くの。
前に、一緒に行った友達が突然熱を出して寝込んでしまった時
夜中に薬局を探して走り回ったことがあったの。
ホテルは頭痛薬しかくれないし・・・。
タクシーに乗って、東大門まで行き、靴屋さんの店員さんに
咳込むジェスチャーして「薬」と漢字で書いたら
ちょっと遠いけど、開いてる薬局まで連れてってくれたのよ。
「ヤック(ック) オディエヨ?」 と聞けば、
薬局を教えてくれるのだけいど、
当時は韓国語、コレっぽちも知らないから
ジェスチャーと漢字だけで
コミュニケーションを取るしかなかったの。
でも、通じたら、ちゃんと助けてくれる。
韓国の人は、とても優しい人が多いのです。
この日は、女の子たちが
近くまで一緒に歩いて連れてってくれました。
優しい韓国の淑女たちと、ハイ・チーズ
彼女たちのお陰で無事にたどり着くことが出来た先は・・・
『竹筒に入ったご飯の店に行きたい!』
という、桐原さんのリクエストがあったので
日本を発つ前に色々調べてみたの。
ソウルナビ というサイトで紹介されていた
この店が、なんとなく風情も良く、写真撮るのも
いい感じだったので、
ホテルの近くの明洞にも支店があると書いてあったけど
わざわざ仁寺洞のチャイヤギを訪ねてきたのです。
店の前の大きなお釜。
そうだそうだココだ
ソウルナビの写真と同じだーーーー
竹筒に入ったご飯なんて、私はさして興味がなく
それと一緒に「サムギョプサル(豚三枚肉)」も
食べられるというポイントに惹かれて選んだんだけど
いやーーー
竹筒ご飯、恐れ入った
むっちゃ、美味しい
中から、竹炭で炊いたご飯が 「こんにちわ」
栗や銀杏、ナツメなどの漢方と一緒に炊いてるから
香りもとてもいいの
お店は、地元の人で満員。
私たち、席が空くのを、ちょっと待ったくらいです。
私たちのテーブルも、大賑わいになってきましたよー
ココは、キムチも美味しかった♪
それに、豚肉を包むお野菜の種類の多いこと!
アシタバだったり、もう、ホントに色々な葉っぱが山盛り。
もちろん、無くなれば
「トーチュセヨー」と、お代わりも自由です。
どの葉っぱも、美味しかったですよー
サムギョプサルと竹筒ご飯が定食になったセットは
W11000 ですから
この日のレートで言うと、1000円でお釣りが来ます。
お腹いっぱいになりますよー
この店は、私の韓国辞書に書き込まれましたー
絶対、また来るぞーーー
場所は、インサドンキル(観光の中心ストリート)を
耕仁美術館(キョ(ン)インミスルグァン)方面へ進み
美術館の入り口路地の向かいです。
因みに
耕仁美術館の入り口真向かいが
ユンソナちゃんゆかりの餃子店『宮(グン)』です。
ホラ、目印の、女性二人の看板が見える?
左が「宮」 右が「耕仁美術館」です。