聖路加チャペルのチャリティ・コンサート
スター混声合唱団のチャリティコンサート。
聖路加は、我らが団長の山田邦子さんが
乳がんの手術をした病院で、だからこそーの
思い入れが感じられました。
それで、私たち・・・ボロボロに泣いてしまったの
邦子さんのソロに~。
その歌は、生きていることへの感謝や喜びが
感じられて、死に直面した邦子さんの体中から
発せられる「生きる」ことへのメッセージに
誰もがすすり泣きました
「泣いちゃダメ」って最初思って、我慢したの。
だって、この苦しみは、大病をした事のない
私なんかが簡単にわかったふうには
出来ないって思ったからー
ガマンして、邦子さんの左手で見守っていたのですが
右手側に居た、西田ひかるさんの瞳がうるんできて・・
大腸癌で邦子さんと同じ苦しみを味わった原元さんも泣き始め・・・
気が付いたら、私の後ろで小林すすむさんの奥様の
小林昭子さんが、声を上げて泣きじゃくってる・・。
これは、素直に感動して、流れるものは
流していいんじゃないか~と思った途端、
ボロボロボロボロ、涙が落ちてきたの。
今まさに、病気と闘っている患者さんの多くは
気丈に見守っているけれど
我が子が病魔に襲われて、介護している親御さんたちの多くは
涙をこらえきれず、ハンカチで顔を覆っていました。
日ごろ、笑顔で励まし接していても
「なんでうちの子がー」
「変われるものなら変わってあげたい」と必死になって
看病しているのでしょうー。
そんな家族の姿が、手に取るように見えはじめ
益々、胸が締め付けられる思いでした。
邦子さんも、歌いながら涙声・・。
堪えて力強く歌っている姿に
みなが感動し、そして、邦子さんの命が救われたことに
感謝をしました。 神さま、ありがとうございますーと。
「この歌は、邦ちゃんがよく、リサイタルなどで
最後に唄う自作の歌なんだけど、今日、初めて泣いて
唄ってたよ」と、ご主人から聞いた私たちは益々感動。
活動そのものは楽しい楽しい合唱団なのですが、
こうして、本来の意味を考え
病魔と闘う人たちを目の前にすると、
「生きる力」は、一人じゃない、みんなで支えあっているから
湧き出すものなんだな~って実感しました。
今日、チャペルに聞きに来て下さった患者さん、
そして、病床に臥してチャペルに来れなかった患者さん
皆さんの命の力が、多くの人の支えによって
強く太く、元気になりますように・・・。
心からお祈りいたします。
私のブログに遊びにきて下さる皆さんも
健康でいられますようにー
昨日のNHKの公開放送から、
きらりさん、ほたるさん、朝也さんのお三人が団員に~と
お伝えしたばかりですが・・・
今日は更にさらに!!!!
まるで地面から沸き起こったようなテノールの響き・・・
この声は、この方は~~~
紛れもない、あの、違いがわかる男
ネスカフェ・ゴールドブレンド(だっけな)の錦織健さん
しかも、意外と気さくで、笑顔が可愛いところなんか
とても魅力的
今日披露した、『若き日の四季の歌』は
御歳97歳だというのに、バリバリ現役の
聖路加病院の理事長 日野原重明先生の作詞・作曲による合唱曲。
女性が2つ
男性が2つの、合わせて4パートに分かれてハモるのですが
男子パートは、やっとひとつ、私がお手伝い出来るだけ。
もう1パートは結構難しくて、
ようやく覚えてくれたパートを
これから二つに・・なんて分けられない
そこに、救世主登場
倍賞千恵子さんのご主人で作曲家の小六禮次郎さんと
錦織健さんのたったお二人で、
私たちバスの5人なんか敵いやしないパワフルな声量の
テノールパートが完成です
西田ひかるさんや柏原芳恵さんもそうだけど
一回聞いただけ、一回譜面を見ただけで歌えちゃう
歌手って、すっごーーーい カッコイイです。
今日は、そんなプロの皆さんもいっぱい参加していて
感動と、興奮とで熱い一日でした~
次は、10月4日(土)に
ロッポンギの新名所・ミッドタウンで歌いま~す