暴風雨のチャリンコ | 橋本志穂の部屋

暴風雨のチャリンコ

台風接近の東京ですが、今日はゴミの勉強会があったの。

私の住んでる町のゴミ回収の方法が、およそ30年ぶりに

大改正になるらしくー

このことは、前の日記にも書いたと思うけど、いよいよ

来月から新しい回収方法がスタートするのよ。

公民館みたいな、地区のセンターで説明会があるというから

行ってきました!

近隣に駐車場がないしね、この悪天候の中、

やめようかな~とも思ったけれど、地球環境の為に

ちゃんとやらなきゃいけないことだしー

長靴履いて、決死の覚悟でチャリんコ漕いだわ!


このチャリがさぁ・・・前輪も後輪もパンクしてるからイヤ大変よ。

歩いたら30分はかかっちゃうし、コワンたちを留守番させることを

考えると、やっぱチャリが一番かな~と。

坂道を下ってるとさ、ちょっとした段差でタイヤを取られて

危ない危ない。早くパンク修理しないとなぁ。


さて、ゴミのコトですが

「今まで燃やさないゴミで出していたプラスチックを燃やすなんてー」と

書き込みも頂いていたので、そのへんの所を詳しく

調べてきました。

私が済んでる街の清掃工場の焼却炉は、2年がかりで大改修工事を

行って、世界基準でもトップレベルの焼却施設に生まれ変わったのだそう。

一日に600トンのゴミを処理する能力を持っているらしく、

900℃以上の高温で焼却する為に、ダイオキシンが出にくいんだって。

しかも、4段階で濾過をするらしく、

燃焼で出た排ガスを、いっきに150℃まで温度を下げることで

排ガスからダイオキシンの再合成を防ぐ施設になったらしいの。

これまでは、静電気を利用して、硫黄酸化物やダイオキシンを

濾過してたんだって。これだと、ダイオキシンが再合成されやすかったみたい。

この後、活性炭やか性ソーダを使って濾過を繰り返し、

煙突から出る排ガスは、と~~ってもキレイになtってるんだそう。

これまでゴミ焼却から出る排ガスの環境への影響を調べて

実証確認も行った・・などと報告を受けました。


これによって、今までは燃やしていけなかったプラスチック系のゴミも

燃やしても平気になったそうです。


また、「プラ」マークがついた資源ゴミを積極的に集めることで

これらの石油から生成されたプラスチックゴミを燃やすエネルギーを

発電に役立ててるらしいの。

今年は地震被害で、電力が不足してるらしく、

目黒区が作った電気は、東京電力が買い取ってる他、

区の施設の発電などにも多いに役立ってるとの事でした。


だから、「燃えないゴミ」として出すより

「燃やしてエネルギーに変えましょう」という、サーマル計画を

推進してるのだそうです。

廃プラスチックなど、これまで埋め立てていたものは

大きなスペースを必要とするだけでなく、

それらに付着した腐敗する食品などが出すガスで

土壌も汚染してしまう・・・

埋め立て地区に降る雨は、今でも、海や川に流れないように

大変な設備で収集して、何十年も見守っていかなければならず

その為のコストも大変なんですって。

だから、燃やしてエネルギーになるものなら燃やしましょう!ってのが

サーマル計画です。


ゴミをね、ちゃんと分別して出してないと、

焼却する前に一度預かってもらう中間処理施設ってとこから

「お宅の区のゴミは受け取れませんね!」って怒られて

区がお金を出して処分をしなければならなくなるらしいのね。

だから、一人ひとりがモラルに従って

決められた日に、決められた方法でゴミを出すように

心がけなければいけません。

当たり前だけど。


あと、驚いたことに・・・・

スーパーマーケットのレジ袋、

これも6割くらいが無駄に捨てられてるだけらしく、

最近ではエコバックを利用する人も多いけれどね、

結局ゴミの袋を買うならば、スーパーのレジ袋を

ゴミ袋として使っても構わないーというのが

私たちの地区のルールになっていました。

ちょっと嬉しいラブラブ


ただね、説明会は、お年寄りばっかだった。

そんな中で、おじぃちゃんが大勢居たのは

いいことだね。家事を担当する主婦だけでなく

男の人も積極的にゴミの問題を考えるって

いい傾向だわぁ