歯科ドラファンの皆さまの
熱いリクエストにお応えして連載決定!
※ 「調子に乗って始まる連載延期は
だいたい面白くない」が定説です。
期待せずにお読みください。
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ブログネタを求めて
週一ペースの歯科通院は続いている。
鼻バンドのメンバーを思わぬ形で
見つけてから早や2回の通院をしたが、
鼻バンドは盛り上がりをみせる気配はない。
今日は、
鼻バンドのためにあるような
個室での麻酔有りクリーニング3回目。
まったく痛みを感じない麻酔注射
をされて、いつものように鼻息を
整えながら鼻バンド仲間の先生を待つ。
か…
かゆ…い…
背中が痒い…
最近、すぐに背中が
痒くなる鼻ピーさん。
家にも職場にも孫の手を常備し、
痒くなった時に備えている。
家には、よく観光地の土産物屋さんで
売っているような昭和感たっぷりの
竹製のものを居間と寝室に置いているし、
職場には、ドンキホーテで購入した伸縮式
の金属のものをペン立てに立てている。
外出先で孫の手がない時は、角 (カド) が
あるところを探し、誰もいないことを確認
してから、ひっそり「角」に背中をこすり
つけ間寛平風に悶えている。
悪いタイミングで
背中がかゆくなった。
ここは、歯科の個室。
柔らかいソファのような
診察椅子に背中をこすりつけれ
そうな部分はない。
無駄だと思いながら、
診察椅子の柔らかい背もたれに
背中を左右に擦ってみた。
が、痒みはおさまるどころか、
痒みが増してきた。
痒〜!
どんどん痒みが強くなってきて
いるような気がする。
麻酔注射が効く時間をお知らせする
タイマーの音が鳴る前にこの背中の
痒みを落ち着かせておかないと鼻バンド、
いや治療どころではなくなる。
痒〜い!
きっと
鼻バンド本番の音調整をしてる
かのごとくの鼻息音が出ているはず
だが、それどころではない。
痒〜〜いっ!
鼻ピーさんは思いついた。
胸ポケットに入れている
シャープペンシルを孫の手がわりに使おう!
(仕事帰りの為、ワイシャツの胸ポケットにシャープ
ペンシルが入っていることに気づいた鼻ピーさん。)
ところがどっこい…
シャープペンシルはそう長くはない。
さらに真っ直ぐで孫の手のような
曲がった指の部分もない。
うまくかけない…
それでも必死で
シャープペンシルで背中をかく
自称鼻バンドリーダー。
背を倒された治療椅子の上で
不自然な前傾体勢で、シャープ
ペンシルを必死に動かす。
ピピピピッ
ピピピピッ
麻酔待ち時間のお知らせ
タイマーの音が鳴った。
早くかき終わらないと
先生がやってくる!
でも、
まだ痒さはおさまっていない。
服の上からかいていてはダメだ。
シャツの下にシャープペンシルを
持った腕を入れペン先の尖ったほうで
直接、肌をかいた。
かい〜の。
間寛平風にそう呟いていたか
必死だったので覚えてないが
なんとかかけている。
でもまだ痒い。
鼻ピーさ〜ん。(まだそう聞こえる)
お待たせしました〜。
フぇ?
不自然な体勢で上着を乱し、
服の中に手をつっこんでいる
鼻ピーさんが、自分でもどこから
出たのかわからない返事をしながら
後方にある入口のほうに振り返ると、
20代半ばの衛生士さんが入口付近で
立ち止まっていた。
たぶん、ネタの宝庫・歯科通院が終わるまで続く…
(最近、飼い犬にまで背中をかけと言う鼻ピーさん)





