長年にわたり、政治家が発行する「医療に関する保証書(ギャランティーレター)」が、公立病院における医療サービスを受けるための通行証のように扱われてきた。しかし現在、保健省(DOH)は、患者がもはやそのような書類を必要としないと表明している。一方で、病院側は依然として旧来の規則に基づき、これらの書類を受け入れている状況にある。
2026年度一般歳出法(General Appropriations Act:GAA)には、医療扶助制度を含む公的支援の配分における政治介入を禁止する、いわゆる「反エパル(anti-epal)」条項が盛り込まれている。これは、長年にわたり縁故主義的な政治運用が指摘されてきた、貧困者および経済的困窮患者向け医療支援制度(MAIFIP)を対象とするものである。
保健省のテッド・ヘルボサ長官は、新条項の成立を受け、MAIFIPに関する新たな実施細則(IRR)を現在策定中であり、指針は2月中旬までに公表される見通しであると述べた。
新IRRが公布されるまで旧規則は有効
ヘルボサ長官によれば、新たなIRRが発効するまでの間は、2025年の規則が引き続き適用されるという。
現行規則の下で、政治家による紹介状や保証書が引き続き受理されるのかとの質問に対し、同長官は「受理される」と回答した。
ただし同時に、公立病院においてはゼロ・バランス・ビリング制度が導入されていることから、患者が政治家から保証書を取得する必要はないと強調した。
「有権者が選出された公職者に支援を求めること自体は自由です。しかし、支援を受けるために保証書が必要でしょうか。答えはノーです。患者は直接、保健省に来ていただければよいのです。支援が必要で、かつ資金があり、資格要件を満たしていれば、私たちは支援を提供します」とヘルボサ長官は述べた。
書簡は引き続き受理
一方で、保証書が実際に医療提供を有利にするのかについては、明確な回答を避けつつ、法律上は保証書を禁止しているものの、「要請書(request letter)」については引き続き受理されていると説明した。
「この件については上院議長とも話をしました。例えば、誰かのために支援を求める手紙を書いていただいた場合でも、保健省としては、その要請に応じて支援を行います」と同長官は語った。
なお、同長官は、ここで言及した上院議長が現職のティト・ソット氏を指すのか、あるいは前上院議長のフランシス・エスクデロ氏を指すのかについては明言しなかった。
さらに、患者が政治家に直接支援を求めた場合、その金銭的援助は当該政治家の私費から提供されるものであり、国家予算から拠出されるものではないと補足した。








