アドベンチャーランナー高繁勝彦さんの講演を聞いて | 元文京区議会議員 橋本直和 オフィシャルブログ

アドベンチャーランナー高繁勝彦さんの講演を聞いて

皆さんが安全に外を走れるのは平和があるからです。
銃弾が飛び交い、地雷が埋まっているような状況では外に出ることも出来ません。

そんな状況が一日でも早く変わるよう、世界の平和を願って走る「PESCE RUN活動」というのがあります。
その第一人者であるアドベンチャーランナー高繁勝彦さんの講演を聞いて参りました。

アドベンチャーランナーとはその名のとおり、走って冒険をする人たちのことでして、高繁さんは世界中の様々な過酷な環境下で走り続けてきた体験談を話してくれました。
中でもアメリカ西海岸から東海岸まで走って横断した話は大変過酷そうでした。
大型トレーラーが横を追い越していくハイウエイの脇を走り続け、ネバダ砂漠やローキー山脈を越えたそうです。
毒蜘蛛、毒蛇、熊など道中様々な生命の危険に遭遇する中、危機管理能力を最大限に考えて、食事も水も自分で持ち走り抜けます。

高校教師を辞めアドベンチャーランナーになった高繁さん。その理由は、世界中の沢山の方々と出会い触れ合う事で、競争から共走に、世界が平和になる運動をしたかったからだそうです。
11月10日からニュージーランド横断のアドベンチャーランの旅に出ます。
顔は優しく、話し方も穏やかで静かな方ですが、その目には意志の強さを感じました。
人間はやろうと思えば何でも出来るし、夢は見るものではなくて叶えるものであると言っていたメッセージは、彼が言えば多くの人にきっと伝わるでしょう。