錦織選手の活躍で思うこと | 元文京区議会議員 橋本直和 オフィシャルブログ

錦織選手の活躍で思うこと

錦織圭選手がテニス4大大会のひとつ全米オープンで日本人初の決勝進出を果たし、惜しくも敗れ準優勝となったものの、日本中を湧き立たせる活躍を見せてくれました。

私はテニスに詳しいわけではありませんが、ベスト4で96年ぶりという時点でこれが如何に凄いかを物語っています。

そもそも日本人は骨格が欧米人に劣るため、体格優位のスポーツは不利とされています。
未だに9秒台が出ない陸上短距離やNBAで成功した選手がいないバスケットボールが顕著な例でしょう。

そのため、体格差を埋めるために多くの競技でテクニック、団体競技ですとコンビネーションを磨くトレーニングが重視されています。
サッカー日本代表の選手が多くの国々から上手な選手が多いと評価されているのはその成果だと思います。

近年、多くの競技で若い選手の活躍が目立つようになったのは、科学的に日本人に合った方法によって若年期からトレーニングが行われたことが大きな要因です。

東京都は、オリンピックなどの国際舞台で活躍できる選手の育成に向けて、才能あるジュニア選手を発掘・育成する「トップアスリート発掘・育成事業」を実施。

個々の能力に合った競技を見つけ出し、正しいトレーニングを行っています。

多くのアスリートが該当すると思いますが、何よりも大事なのは自分が何の才能を持っているかを理解することです。

錦織選手のような優秀な選手を育成するためには、出来るだけ早い段階で才能を見抜き正しい道へと歩ませることが必要でしょう。