スペインマドリードを訪ねて | 元文京区議会議員 橋本直和 オフィシャルブログ

スペインマドリードを訪ねて

先日、スペインのマドリードに9月7日に東京オリンピックが2020年に開催されるか決定する以前に是非出かけてみたかったので、自費で訪問しました。

成田空港からパリ経由で14時間かけてマドリードまで直接行きました。
私は日頃からマラソンの長時間耐久レースや、ウルトラマラソンといった50キロ以上を走るマラソン競技に参加をしているため、40時間を超えるぐらいまでは寝なくても普通に生活が出来ますので、時差は7時間ほどありましたが体調に影響は全くありませんでした。

スペインに以前行かれた方や添乗した方から、経済状況の悪化から現地の治安は大変悪いため普通に歩く場合にも注意をしなくては危険だと聞かされていました。
特に失業中の若者たちがマドリードには多く溢れており、より注意したほうが良いとのことでした。
実際、到着した日曜日は土曜日の夜に若者が公園などで大騒ぎをしたのか街にはゴミが多く散乱しており、その光景を見ても日本とは別次元の治安状態であり注意する必要を実感させられました。

そんな戦々恐々な話ばかりしておりますが、観光という点からすればマドリードはアラハンブラ宮殿など歴史的財産が数多くある素晴らしい街です。
人が多く集まる観光地の方々は大変親日的でして、お店の人は気軽に声をかけて下さり大変フレンドリーな感じがしました。

また、以前オリンピックが開催されたバルセロナにも行きました。
食事も美味しく、以前からこの目で見たいと思っていたガウディのサグラダファミリアやグエル公園は実際とても素晴らしいものでした。

さすがヨーロッパというべきか今回の旅行で行った街はどれも歴史と文化を感じさせられました。
実際に行くまでは、2020年の東京オリンピック開催のお手伝いをしていることもあり、東京が断然一番だと考えていました。
しかし、いざ行ってみるとマドリードの素晴らしさを肌で味わい、IOCの方々が甲乙つけがたいと判断しあぐねている理由もわからなくはありませんでした。
9月の最終決定までもう少しの期間がありますので、他の候補地に負けないくらいオリンピック招致の機運を盛り上げるよう、微力ながら頑張って参ります。