吉祥寺で起きた殺人事件で思う | 元文京区議会議員 橋本直和 オフィシャルブログ

吉祥寺で起きた殺人事件で思う

東京吉祥寺にて、近くに住む山田亜里沙さん22歳が2人組の男に襲われて亡くなりました。
逮捕されたのは18歳無職の少年と、17歳無職のルーマニア国籍の少年で、お金欲しさに彼女を殺害をしたと供述をしており此度の犯行を認めています。
街中にある防犯用のカメラにも彼らは映っていたため、犯罪から逮捕まで迅速に進みました。

未成年のため、犯人の名前も顔も公表されず、裁判になれば未成年であると言う事で刑量も大幅に軽減されるでしょう。
女性が1人で歩いても安全だと言われている東京で起きたこの事件は、安全社会を根底からひっくり返しかねない決して無視の出来ない事件です。
私が今から42年前にニューヨークへ出掛けたときは、いたるところで犯罪がはびこっており、外出するときには命の代金として必ず30ドルを持つようにと、ホテルのフロントに堂々と書いてありました。
それから、国を挙げて治安改善に努めた結果、今ではセントラルパークも安心して歩けるようになりました。
安全な町をつくることは可能なのです。

様々な地域から様々な人が集まる都市では安全に対し、徹底した考えが必要です。
日本は銃社会ではありませんが、昨今では東京など大都市に世界中から人が集まって来ています。
その中には、今回のような教育も倫理観も欠落している人間もいます。
今回の事件を踏まえ、危険と目される人物を事前に逮捕するくらいの徹底した安全に対する考え必要かもしれません。
私はグローバル社会が抱える問題点を垣間見たような気が致しました。

ご親族の皆様には心から哀悼の意を申し上げます。