野田改造内閣に思う | 元文京区議会議員 橋本直和 オフィシャルブログ

野田改造内閣に思う

先日、野田総理が内閣改造を行い、新たに野田改造内閣が発足しました。

しかし、誰が入閣するのだろうと興味を持つ一般人はほとんど居なく、そろそろ順番で大臣になるのでないのかと考えている議員とその関係者だけが興味を持っているような状態です。
内閣改造とは今後の日本の政治の未来を決める大きな動きであり、私は大変興味がありましたが、今では過去のことです。

今回の内閣改造の発端は、参議院で問責決議を受けた一川保夫氏、山岡賢次氏を更迭しなければ、国会運営を乗り切れないことにあります。
また、蓮舫氏は国民からバッシングを受けることが日に日に増え、人気を取るどころか逆に下がる原因になってしまったのが理由でしょう。

民主党には内閣運営を任せられる人材がこの顔ぶれの人達しかいないのでしょうか?
新たに任命された岡田副総理にしても、何をするのかはっきりしません。
政権交代してから2年半経った今でも選挙のための人気取りに、終始やっきになっており、
日本の将来のために政治を行なう期待が全く持てません。

自民党政権の時にも、組閣に伴いマスコミからこの人物で良いのか?と言われたことは多々ありました。
しかし、大臣が独自の判断で行ったことにも、総理を始めとする閣僚や会派の議員が協力して国民に真意を説明するなど、党を挙げて大臣そして内閣に協力をしました。
一方で民主党はトカゲの尻尾切りの政治が当たり前のように行われています。
野田総理は、山岡氏に対して全く瑕疵はないと慰めたそうですが、そうであれば全く瑕疵のない大臣を何故更迭するのか、更に疑問が湧きます。

これらの行動言動の全てに現れる信念の無さ、そんな代表が率いる民主党は全く信用できません。
なんとも日本の先行きが不安になる組閣に私は感じました。