民主党代表選 | 元文京区議会議員 橋本直和 オフィシャルブログ

民主党代表選

民主党代表者選挙が本日告示され、海江田議員、鹿野議員、野田議員、前原議員、馬淵議員の5名が立候補しました。
29日に民主党議員398人による投票が行なわれます。

この代表選によって新政権が誕生しますが、衆議院において過半数を占めている現状から考えて、この先2年間も絶対に政権は手放さないでしょう。
私には人気の無い菅総理を変え、党の人気を復活させるためだけに代表選を行ったような気がします。

海江田議員を小沢グループと鳩山グループが推すとニュースに流れ、最有力候補に躍り出たテレビが言っておりますが、私個人の考えとしては海江田議員が代表になることは無いと思います。
過去テレビカメラが入っている時に、他人のことや、国のことではなくて、自分のことで、泣いた議員は居なかったのではないでしょうか。
自民党の議員の中で涙目になったり、泣いたりした、議員は少なかったのではないでしょうか。
自民党内で自殺した議員も、辞職した議員も、国会で質問が自分に及んできた時も、議員がこんなに泣くのは民主党の特徴なのでしょうか。
いった何がそんなに悔しいのでしょうか、私には理解しかねます。
自分のことで大衆の前でも泣く国会議員が、真剣に議員として仕事を全うしているとは思えません。
自分たちは一生懸命やっていると思っているかもしれませんが、思い込みもいいところです。
今までの不祥事の説明責任を全く果たしていませんし、マニフェスト違反を平気でおかしています。
こんな状況で泣かれたところで国民は背信行為として捕らえるでしょう。

先日、産経新聞に福島原発事故避難場所で「もう帰られるのですか!」と有名な発言をした方のコメントが載っていました。
避難場所で首相に会った人でさえも、理解を得ることが出来ない首相が、国の先頭を走るのですから、当然国民に理解を示されず、他の国からも相手にされなくなっています。
それでも民主党が衆議院で過半数を得たのは、当時の国民の支持結果であり解散総選挙はするべきでは無いと多くの国民は考えていました。
しかし3月11日の東日本大震災から民主党の内部が露呈するにつれ、もはや政権を変えるほか無いという国民の声が日に日に増しています。
「国民の生活が第一」とスローガンを掲げ続けるのであれば、2年先の衆議院の任期を待たないで、本当に国民から信を問う総選挙を行うべきであると、この泥縄式に行われた代表選挙を見て感じました。