ご報告!!

広報としま4/11号(PDF)1面トップの特集記事
『きめ細かに放射性物質の対策を進めています』



記事の内容は「4月から公園や児童遊園の空間放射線量の詳細測定を行います」ということで、これまで私が言い続けてきた、ミニホットスポットの存在を認めそのための放射線計測と除染を行うことをこのたび決定してくれました。

実際に活動をやり続け、ひたすら豊島区と協議し続けた甲斐がありました。

一緒に活動してくれたSmiles For Children永嶋奈々さんや、その他に応援してくれていた放射能ママさん達の地道な努力のおかげです。

すでに2月22日の橋本久美の一般質問に対する行政側からの答弁で「公園の詳細測定を実施する」という回答がありました。放射能汚染からどうやって子どもを守るか(答弁動画のみ)
いつどのようにという具体的なプランは未定だっただけに、年度始めにさっそく対策を公表してくれたことに、豊島区行政への信頼感がさらにアップいたしました。

そしてこちらの「公園での計測結果と除染報告を当該公園において掲示してほしい」という公式な場での発言に対しても、前向きな検討ということだけだったのですが、つい先頃担当課より

「放射線測定結果と除染報告を公園に掲示します」

という知らせが!
「そんなの当たり前でしょ?」「たかが公園の掲示ぐらいで大げさな」と思う方も多いと思います。議員になる前の私でしたら間違いなくそう言い放ちました。
しかしこの当たり前のことがなかなかやれないのが役所なのだと、区議になって行政にたずさわるようになり、ようやく理解致しました。

行政側が、住民の要望が妥当なものなのかを検証するには、それ相応の時間がかかります。
そして住民側が、その要望が妥当なものであり必要なものであるということをわかってもらうためには、それなりの手順を踏むことになります。

こういう事例を通して、行政とは敵対する関係ではなくコラボするものだということを、住民側も理解しつつ、そして確実に要望を伝えるために上手く我々議員を活用してもらいたいと思います。

議員は住民から選ばれた人間です。住民の方々からの要望をひとつづつ着実に行政側と協議し検討することが一番の仕事です。
私自身は政党や思想や宗教の壁を越えて、困っている住民の方々のためならばいつでもご相談を受けるという姿勢でおります。
おかげで色々な住民の方々から、区内区外も入り混じり様々なご相談を受けるようになりました。

私には後援会というものは存在しません。作ってもらうつもりもありません。
昨年の選挙の時から、しがらみが無いということを訴えてきました。

地方議員であるかぎり、これからもこのスタイルを変えることはないでしょう。

私は地方議会こそ党派を超えた協議が不可欠であり、議員すべてが協力して区政を担うべきであるという考えでおります。
そもそも地方議会に与党や野党が存在するはずがないのです。
区長行政執行部局×議会という構図で、議会は行政のチェック機関だからです。

区民の側にとっては、要望を実現してくれるために親身になって考えて動いてくれる人を区議にしたいと思うのではないでしょうか。

何はともあれ、とり急ぎ活動が形となったご報告でした!