橋本久美 オフィシャルブログ「政治活動日記@豊島区」Powered by Ameba

3月28日(月)で、病院での臨床研究員の仕事を辞めました。


子どもの高度専門医療の病院で、発達障害に関する研究と外来での発達検査業務と相談を心理療法士として請け負うという貴重な経験をさせて頂きました。


この医療センターは、本当にたくさんの子ども達の命をスタッフ達も命がけで救っている場所でした。

ここで小児脳神経科医であるS先生と巡り合ったのがきっかけで、私の人生は大きく変化しました。


重症心身障害の子どもさんやその親御さんの為にどうすればいいか、国会議員の方々に陳情に何度も伺ったり厚労省に提言したりと、色々やってみてもその都度自分たちの非力さに打ちのめされるような体験をしました。

そしてS先生は、「本当に困っている人達を救うためにどうすればいいのか」という問いを残して逝ってしまいました。


その答えは私はまだみつかりません。私はその答えを自分の一生をかけて探し続けます。

S先生にいつの日か報告できるよう、現場を一旦離れて、政治活動に命をかけようと決心しました。


この東北地方の震災についても、S先生だったらきっと子供たちを助けなきゃと言った事でしょう。

S先生の分も私ができる事を続けていきたいと思っております。


今は子供達への最適なメンタルケアを考えております。

その正しい知識と理解を普及するために現在「災害時メンタルサポーター養成講習会」を実施しております。

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左 博士(心理学Ph.D.)の小泉智恵さんと。心理療法士として臨床も研究も病院で一番のすご腕。

「災害時メンタルサポーター養成講習会」のスーパーバイザーになってもらってます。


この活動を始めてから、毎日申し込みや問い合わせがあり、皆さんの関心の高さに正直驚いております。

レクチャーの教材は「兵庫県こころのケアセンター」の『サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き 第2版(Psychological First Aid ; PFA)』http://www.j-hits.org/psychological/index.html  を中心として、希望により子供のための「国立成育医療研究センター災害心理教育」http://kokoro.ncchd.go.jp/saigai_senmonka.html の手引きやガイドラインを活用しようと思っております。


皆さまからのお問合わせ、どんどんお待ちしております。被災地への支援を皆で考える場にできればと思っております。

”明日は我が身”ですから。