姉的あっちゃんからの突然の電話
(そう、彼女はいっつも突然。でも、嫌じゃないんだな。)
あ 「明日、歌舞伎
観に行こう!」は 「行ってみたいけど、今月はもうおこづかいがありませんっ
」あ 「もちろんタダに決まってんじゃ~~ん」
は 「それを早く言ってくれ。よし、行くぞっ
」おっっと、明日は鮨屋の手伝いだった・・。ちぇ・・。
は 「ダメだ
明日は鮨屋で着物着ないといけないから間に合わないや」あ 「ちょうどいいじゃん、歌舞伎も着物着て観に行こうよ」
は 「え~~っ着物着て電車に乗るのはずかしいよぉ
」あ 「じゃあわたしが銀座までついてくよ
」あっちゃんの提案は、ばっちりわたしの的をついてくるから断れない。
でも決して無理強いはしないし、相手に嫌な思いをさせない。
自分もこんな大人になりたいもんだ、といつも思う。(もういい大人だけど
)あっちゃんはすき焼き屋の女将さん&お囃子をやっているから着物は仕事着。
わたしも鮨屋でしか着ないからやっぱり仕事着。
ふたりとも、着物の古着屋さんを周ったりネットで掘り出し物を見つけてget。
いいものや高いものはひとつも持っていないけど(泣)
せっかく似合う年になってきたんだから
せっかく着て歩いていてもさほど珍しがられない所に住んでいるんだから
「昔の人は毎日着てたんじゃー じゃんじゃん着て出かけよぉ
」と 『きもの普段着計画
』 を先日発足したばかり。(現在部員2名・・部員求ム)いつもは割烹着で隠れちゃうから帯もテケトーな感じだけど
今日は隠せないからかなり必死
に着付けたよー。さてさて、場所は隅田公園内に建っている 『平成中村座』
昔の芝居小屋風になっていてなんともいい雰囲気。
お!うしろにスカイツリーも見えるね。
初めて中に入るよぉ~~

浅草の老舗店のお弁当やお菓子がいろいろ売っているのね~

わたしたちは今半のお弁当に。
(でもあっちゃんちのお弁当の方が断然ウマい!)
春らしいきれいな若草色の幕
◎三月大歌舞伎昼の部 六代目中村勘九郎襲名披露公演◎
演目は
一、暫(しばらく)
二、一條大蔵ものがたり
三、舞鶴雪月花
なんて書くと、ちんぷんかんぷん
だけどイヤホンガイド&あっちゃんガイドのおかげですっごく楽しめたよ!
海老蔵くん演じるスーパーヒーローのお話
「暫(しばらく)」 は現代で言うと 「ちょっまてよ!」 ってことなのね。
勘太郎改め勘九郎くん演じる少々おばかさんな公家さまのお話や
溶けてゆく 「雪達磨(だるま)」 のさまをコミカルに踊る勘三郎さん。
最後に、舞台の奥がドカーンと開いて、隅田川の景色とともに
かすかな春の香りの風が吹き込んできて終演。
ものすごく貴重な体験をさせてもらっちゃった。
あっちゃんには内緒だけど、気失いそうなくらい眠い時もあったけど
アハそうそう、途中あっちゃんが
「はっしぃ、となり見てごらん・・」 ってこそっと言うから
「へっ?」 と振り向いたら、前田愛ちゃんが座っとりました。
びっくりして目が覚めたちゃったよ

旦那さんのお仕事っぷりを見ていたのね~~。
とっても美しい方でした。(『はみ刑事』の時はキュート
だったのにねー)そのあとはちゃんとひとりで電車
に乗ってひと仕事。楽しいことばっかりじゃダメだよね。うんうん。
帰宅後、せっかくがんばって着たのでパチリ。
濃紺の縮緬地に白と鼠色の水玉模様のお召の着物。
移動距離が長かったけど、どうにか着崩れずに帰ってこれました
