先日、夫の同僚宅へお招きされた時のこと。
その日は夫婦3組が集まり、お酒を飲みながら楽しく話した![]()
初対面の夫婦が集まると大抵そうなのかもしれないが、
「どうやって出会って付き合うことになったの?
んでどっちから告白したの?」
みたいな
いわゆる馴れ初め的なものを聞かれるところから始まって、
だんだんと酔いも回ってくると
「うちの夫はこうなのよー!困るわー!」
みたいに 軽い愚痴大会になったりする。
まぁ そんなこんなで宴もたけなわになったころ
話題は『旦那の飲み会について』になり。
それぞれの夫婦の意見が交わされたのだが。
*********************************
まずは A夫婦の場合。
旦那さんはそんなにたくさん飲めるわけではないが、
一方で奥さんはお酒&飲み会が大好きなこの夫婦。
奥さんの悩み(というか愚痴?)は
「うちの旦那ったらねー、
飲み会だっていうのに 10時には帰ってくるのよ!
早い時なんか9時よ!
もうちょっと遅く帰ってきてくれないと
私が宴会の時、時間を気にしてゆっくり飲めないじゃない!
ホント困るわ。」
というもの。
なるほどね。
つぎに B夫婦の場合。
こちらは旦那さんの悩み(愚痴)。
「いやー、この前の宴会のときですねー。
宴会の途中で嫁がしつこく電話をかけてきたんすけど
盛り上がってるし 携帯出れる状態じゃなかったんですよ。
だから『何?』ってメールしたら
それだけでヨメ、 激怒なんすよ!!!
ありえなくないですか!!」
というもの。
電話が来たのは10時前くらいだったようだが、
眠たい嫁は旦那の帰りを待ちきれなかったらしく、
「ったく何時になったら寝れるのよ!!」的な理由で
イライラしながら旦那に電話したようだ。
それなのに旦那は何度電話しても出てくれないどころか
「何?」とだけメールしてきたことがカンに障ったようであり、
さらには
「こっちが電話してんのにメールで返すなんてありえない」
という思いも重なって
怒りがピークに達した嫁は
家の鍵とチェーンロックを掛けて ふて寝したらしい。
酔っ払って帰った旦那は
チェーンロックがかかったわが家になかなか入れず
電話をかけても嫁は起きないし非常に困った・・・
という話であった。
わが夫に同じことをやったら 半殺しどころか、
何年も口をきいてもらえないことだろう・・・
というか離婚? ・・・とにかく 恐ろしい。
・・・そんなことを考えていたら B夫婦の奥さんに
「箸本さんちはどうなんですか?
旦那さまが宴会で帰りが遅い時なんかはどうしてます?」
と突然話を振られた。
「あー、うちの場合は・・・。
別に眠くなったら寝ていてもいいって言ってくれるから
いくら遅く帰ってきても 別にいいんですけどー、
でもできれば宴会が終わったら電話で起こしてほしいんですよ、
迎えに行きたいから。」
そこまで言うと 一同から「やさしーい!!」の声。
でもそんな言葉を期待していたわけでもない。
「だって、この人・・・
放っておくとケガして帰ってくるんですもん
」
「あは。 あははは。(←ドSな夫、苦笑い)」
笑っている場合ではない。
思い起こせば ある夏の日・・・。
当時遠距離だった私たちはこの日も電話で近況報告。
宴会にもかかわらず電話をかけてくれるやさしい夫に
私は満足!・・・と思ったのもつかの間、
電話の途中で
「うわぁっ!!」
と 大きな声!!
そして、
ツーッ、ツーッ、ツーッ・・・
と電話が切れた。
心配になった私はその後何回か電話をしたもののつながらず、
しばらく経ってから夫から電話がかかってきて、
「血が!血が!アゴ!
あごが割れて!!
」
と言っている。
「あごが割れて血が!?
で どうしたのよ!!
」
私は焦る。
しかし夫は
「とにかく血だ!!
じゃぁな!」
と言って電話を切った。
血が!?
あごが!?
割れてどうなったのよ――――!!!

言葉足らずの酔っ払いのせいでいろんな想像が駆け巡り、
心配ばかりが膨らんでいったが その後連絡もなく、
翌日 夫から一通の写メール。
そこには あごに大きな大きなバンソウコウをした夫と、
たまたまヒゲそりに失敗して
あごに大きな大きなバンソウコウをした同僚とが仲良く肩を組み
満面の笑みでピースをした姿がうつされていて
「カスピ海より深ーく 反省してまーす
」
と 一言だけ書かれていた・・・
てめぇ!!
ぶっとばすぞ!!
と思ったのはいうまでもない。
これは酔っぱらった夫が転んだときに
とっさに手をつけずにあごから落ちてけがをした事件。
幸い縫うほどの怪我ではなかったが、
楽しく飲んだ日ほど酔っぱらいすぎて
時々かすり傷を作って帰ってくる。
酔っ払っているせいか
「だってー、壁が突然近くに寄ってきたんだもん
」
(↑壁が寄ってくるわけないだろ!)
とか
「フェンスがケンカ売ってきた!
」
(↑フェンスはしゃべれないっつーの!)
とか わけのわからないことを言っているけれど、
私にとっては大切な夫!
千鳥足で歩いて帰る途中で車にひかれるなんてことがあったら
迎えに行かなかった自分を悔やんでも悔やみきれない。
だから迎えに行きたいだけなのよ。
それを「優しい!」なんて言われたら偽善者みたいじゃない!
迎えに行くのは 夫のためというか自分のためなのよ!
・・・そこまで言うとしつこいから あえて言わなかった。
いろんな夫婦がいて いろいろな考え方もあって、
それでも仲良く夫婦の形はできていく。
結局は お互いを思いやっているようで
自分のことを中心に考えてしまいがちだけど、
結局それが相手のためにもなっていたら
言うことないんですけどね。