引っ越してきたばかりの少女コララインは、仕事が多忙な両親にかまって貰えず友人も出来ず孤独な日々を送っていた。あるとき部屋の壁紙に隠された小さなドアを見つけた。ドアをくぐると、そこはどんな願いも叶う楽しい世界だった。夜毎ドアをくぐるコララインだが、その世界にはある秘密があった…。

「コララインとボタンの魔女」を観ました。
これは「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のスタッフが製作した
ストップモーション・アニメということで
「ピングー」や「カロとピヨブプト」、「チェブラーシカ」等が好きな私としてはずっと観たかった映画です。

ストップモーションのよさというか、コマ撮りならではの味のある映像は
やっぱりこのデジタル時代でも色褪せない。スキ。
コラライン、普通の好奇心旺盛な女の子と思ってましたが
突然気持ち悪い虫を何匹も
手でぶっつぶした

これは…かなり勇敢な少女とみた
映像全体に流れるこの退廃的というか…ダークな雰囲気は
やはりナイトメア~に通じるものがあります。いい感じ。
見知らぬドアに入っていく…それは好奇心からでわかるが
向こうの世界の生物すべて目がボタンなのは
すごいホラーですが!!!?
友人の口縫われて(?)喋れなくなってますが!?
コラライン、どうして普通にしていられる?順応能力高すぎる

現実世界より優しい両親、楽しい隣人。
居心地がよくなってきたころに提案される「こっちの世界にずっといたら?」
なんか…こわいよ?…と思ったらでた!
「こっちの世界にいるには目をボタンにしないといけないの」
いやいやいや、こわいこわい。一気に醒めたコラライン(笑)

・コララインは勇敢な戦士
・ねこがぁぁああカワイイいい
・隣人たち落ち着いて!
・恩人であり友人でもあるねこを敵(ボス)にぶつけてそのスキに逃げるヒロイン
・ねこの心の広さ
・「ストーカーしてくれてありがとう」
・イイハナシダナー

面白いです。これ、けっこう子供も楽しめるかも!
そして大人になって「…あれ、なんだっけ。あの目がボタンになってる映画…」
って思い出す感じ。深層心理に深く刻まれそうな(笑)
キャラクターの動きも素敵だし、なんだか癒される…
家族で観るのオススメです!