年末には、夫の友人カップルが遊びに来てくれました。
待ち合わせの為に、フランス、アルザス地方のコルマール(Colmar)へ。


可愛い街並みのコルマール。
「プティット ヴニーズ(Petite Venise)」と呼ばれている運河のある街並み。
アルザス地方の「コロンバージュ」と呼ばれる木組みの家が運河沿いに並んでいます。




簡単ですがコルマールの街を散策しました。






クリスマスの25日は過ぎていましたが、コルマールのクリスマスマーケットは30日まで開催されていた為、見る事が出来ました。



何となくの感覚ですが、ドイツのクリスマスマーケットより可愛らしいモノが多く売っている印象でした。




こちらは前にも書いたことのあるアルザス陶器「スフレンハイム焼き」のお店。



ドイツでは見掛けない、アルザス名物の食べ物の屋台が色々ありました。

こちらは、蓋付きのアルザス陶器(一つ上の写真の右側手前の器がそれ)で作る「ベッコフ」のお店。
「ベッコフ」とは、牛、豚、子羊の3種の肉と野菜を白ワインで漬け込み、オーブンにて煮込むアルザス地方の名物料理。

左手前が「ベッコフ」。



こちらは「シュークルート」のお店。

丁度、お店の人が器にシュークルートをよそっていたのですが、中身の写真は撮れずに失礼。。。

「シュークルート」とは、ドイツ語で言う所謂「ザワークラウト」と同じ発酵させたキャベツの事、またはそれを使ったアルザス地方の名物料理です。

一般的に豚と一緒に煮込んだシュークルートが有名ですが、こちらの屋台では、「シュペッツレ」(短いパスタに似た麺)とベーコンが一緒になっている様です。





美味しそうなバゲットのお店もありました。






テロ警戒の為、武装した警官達が見回りしていました。。。




そして、コルマールと云えば、ジブリ映画「ハウルの動く城」に出てくる家のモデルになったと云われる建物があります!

と云う事で建物をパシャリ。
あれっ?????
でも何か違う!?!?!?


おっ〜と危ない!!!
ホントの「ハウルの動く城」に出てくる家のモデルになった建物はこちら↓でしたー(汗)。
建物の形が少々似ていたので、間違えそうに。。。
コルマール滞在中に間違いに気付いてよかった。。。

ホンモノはこちらです!


この建物は、「プフィスタの家(Maison Pfister)」と呼ばれている、1537年に帽子屋ルドヴィヒ・シェラーによって建造された歴史ある家屋です。

「プフィスタの家(Maison Pfister)」と云う名前は、この家を修復し、1841年から1892年に住んでいた家族に由来しているそうです。


壁や柱などに細かな装飾が施されています。

壁に描かれたフレスコ画は、16世紀のゲルマン皇帝や聖書の場面などが描かれているそうで、上にあるバルコニーは、当時のイタリアで流行ったスタイルを取り入れたのだそうです。
コルマールにおけるルネッサンス建築の代表例となっています。
ちゃんと、「ホンモノ」の「ハウルの動く城」のモデルを見れて、よかった!!




短い滞在でしたが、ドイツとは少し雰囲気が違うクリスマスマーケットや、コルマールの街を楽しみました。