ディジョンではランチにもう一軒、レストランへ行きました。

Restautant L'ASPERULE(レストラン ラスペリュール)

店名は「クルマバソウ」と云う香草の名前だそうです。
看板に描かれたクルマバソウの根元がナイフとフォークになっていて可愛い!

こちらは日本人シェフ木村圭吾さんがやっていらっしゃるお店です。
はじめは同じブルゴーニュ地方のオセールの町でお店を構え、そのオセールのお店はなんと僅か10ヶ月弱でミシュラン一つ星を獲得しています。


私はたまたまグルメ番組を観てこのお店を知ったのですが、オセールにはなかなか行けないなぁ・・・と思っていたところ、丁度ディジョンにも新しくお店をオープンしたと知り、ラッキーな事に今回訪れる事が出来ました。



おしゃれな外観

おしゃれな店内
直ぐに地元の人達で満席に。。。


木村シェフ(中央)
お料理の仕上げはこの様なオープンキッチンで作業されていて、その様子を見れるのが面白かったです。

ディジョンのお店は勝手に「お弟子さんがやっているお店かな?」と思って訪れたので、木村シェフがいらっしゃるとは思ってなかったのですが、恐らく現在はこちらのディジョンのお店をメインに活動されている様で、木村シェフご本人にお会い出来て、そして、木村シェフの美味しい食事を楽しむ事が出来てよかったです。
私達が日本人と云う事もあり、木村シェフは少し話し掛けて下さり、その後日本語でメニューの説明をして下さいました。



そしてお料理は、もう「素晴らしい!!」の一言!


モチモチしたチーズのシュー生地パン
ブルゴーニュ地方の食べ物で「グジェール」と云うのだそうです。

春巻の様な皮で包み揚げたフォアグラと胡桃そして鴨肉、3種類のビーツを添えて
春巻の(様な)皮の中に入った鴨肉が繊維状にホロホロと口の中でほどけ、パリパリの春巻の皮と胡桃の食感がアクセントになって絶妙でした。
ビーツの形状もオシャレ!


ローストしたタラと3種のゴボウ(茹でゴボウ、ゴボウチップス、ゴボウソース)
フランス料理でゴボウに出会うとは!
少し「和食」を彷彿とさせる、ゴボウのソースが何とも優しい味で淡白なタラによく合っていました。



クロカンブッシュ梨ソルベ添え
クロカンブッシュ好きー!
梨のソルベがまたクロカンブッシュの美味しさを倍増!



視覚・触覚・味覚の全てを楽しませる、センス溢れる一皿一皿。。。
どれも本当に美味しい木村シェフのお料理を心の底から堪能しました。


Restautant L'ASPERULE

(つづく)