屋外に出ると、飛行機が沢山飛んでます!
コックピットの脇へ行くと
滑り口がある!(左下に辛うじて写っている穴、写真撮り忘れで失礼)
この滑り台を滑ると
2号館の1階に辿り着きます!
そして、こちらジンスハイム自動車・技術博物館 の目玉である超音速旅客機コンコルド(左後ろ)とツポレフ(右前)!
先ずはコンコルドから潜入。
中に入り
物凄い操縦席!
私は滑りませんでしたが・・・、子供達が沢山滑ってて楽しそうでした!
こちらの飛行機の後方に見えるのは、
屋外には子供用の遊具も沢山ありました。
このゴーカートは実際は子供用なのでとてもノロノロしか走らないのですが、F1マシンの様な「シュンッーシュンーッ」と云う効果音が鳴る仕組みになっていて、音とスピードのギャップに「クスッ」と笑ってしまいました。
そのゴーカートを子供達が一生懸命運転している様子が可愛らしかったです。
そして、こちらジンスハイム自動車・技術博物館 の目玉である超音速旅客機コンコルド(左後ろ)とツポレフ(右前)!
音速の2倍もの速さで空を飛ぶ超音速旅客機であるコンコルドは、1969年から2003年までの間、主にニューヨーク〜ロンドン、パリ間にて商業飛行されていました。
通常の旅客機ではその大西洋路線は7時間掛かるところ、コンコルドは何と半分の3.5時間しか掛からなかったとの事!!
しかしながら、墜落事故を起こした事、「ソニックブーム」と呼ばれる物凄い騒音がある事、オゾン層破壊の懸念、燃費の悪さや乗客収容人数が少ない為の収益性の低さなどから、人気がありながらも超高速旅客機のコンコルドは運行を終了したのだそうです。。。
上昇時の様に少し機体の前方が高くなってます。
室内を歩くのは、機体が斜めなので結構大変。。。
座席は左右2シートずつ。
室内はか〜なり狭い!!
見学者でいっぱいだった機内は押し合いへし合い状態とは言い過ぎですが、通路が一人しか通れないので、コックピットへ向かう人と帰る人が交互で通路を通ってました。
コンコルドは現役時代、座席は全てファーストクラス扱いで航空運賃は高かった様ですが、みんな少々窮屈だったのではなかろうか・・・!?
展示している機内を保護する為にアクリル板で覆ってあるのもあり更に狭くなっていますが、アクリル板が除かれた状態を想像しても、機内が狭いのが分かります。
やっとの事でコックピットまで辿り着く。。。
お次はツポレフへ。
コンコルドやツポレフなどの超音速旅客機が開発されたのは、時は東西冷戦時。
当時のソビエト連邦は国民が海外旅行へ自由に行く事は出来なかったので、超音速旅客機の開発の必要性は高くなかった様ですが、ソビエト連邦の威信にかけて西側諸国に負けてはならないと開発が進められたのだそうです。
そして、ツポレフはコンコルドより2ヶ月早く初フライトを成功させましたが(時間は数十分程度だったらしいけども)、飛行機の独特なフォルムがコンコルドとそっくりな事から、西側でのスパイ活動の賜物だとして「コンコルドスキー」と云うあだ名で呼ばれ揶揄されました。
しかしツポレフもまた航空ショーにて墜落事故を起こした事や、恐ろしく燃費が悪い事から、結局、運行が終了したそうです。
はるばるロシアから運ばれて来たツポレフ。
意外や意外(?)、ツポレフの機内がコンコルドよりだいぶ広くて驚く!
(座席が交互に抜けてるのは展示の関係だと思います、念の為)
コンコルドより機内が広かったので、コックピットまで割と楽に辿り着きました。
東西冷戦時に作られた超音速旅客機のコンコルドとツポレフを見比べる事が出来てワクワクしました!
【おまけ】
ジンスハイム自動車・技術博物館滞在時に、途中、小腹が空いたので、本館チケット売り場の脇にある売店でカリーヴルスト(カレーケチャップが絡められたソーセージ)とポテトを買って食べたのですが、それが衝撃を受ける程の美味しさ!笑笑
(珍しい食べ物ではないので写真撮り忘れ)
特にフライドポテト!
何の変哲も無いポテトでしたが、驚くほど美味しい!ホントに!
カリーヴルストは本場ベルリンで食べたものより美味しかった!
カリーヴルストもポテトもそんなに頻繁に食べるものでもないけれど、間違いなく今まで食べた中で一番の美味しさでした!
見た目はまるで「映画館の売店」の様な簡単な売店だったのに、何であんなにポテトもカリーヴルストも美味しいのだろうか。。。
もしも、ジンスハイム自動車・技術博物館に行かれる方がいらしたら、よかったら是非、小腹が空いた時にカリーヴルストとポテトを食べてみて下さい!
本館はこちら
(入って右手に軽食が売ってる売店があります)
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