フランドル地方にあり、フランス北部の中心地でもあるリール(Lille)の街へは夕ご飯を食べに。。。

因みに、リールはルーヴル・ランスのあるランス(Lens)の街と同じノール=パ・デュ・カレー地方でもあります。


食事の前に、少し街の観光もしました。




パリ門とリール市庁舎の時計塔


パリ門はルイ14世表敬の際に建てられたものだそう。


市庁舎の時計塔は世界遺産(「ベルギーとフランスの鐘楼群」の一部)です。



グラン・プラス

上手く撮れませんでしたが、実際はもっと華やかです・・・!


商工会議所とオペラ座
(グラン・プラスにあります)




旧・証券取引所
(こちらもグラン・プラスにあり)
見事なフランドル建築で有名です。

中庭ではサルサのイベントが行われていました。



ノートルダム・ド・ラ・トレイユ大聖堂


何度か改築が行われた為、正面がかなりモダンで斬新です。
側面の建築様式と明らかに違って面白いです。



街を散策後、レストランへ入りました。


地元・北フランス、フランドル地方の伝統料理を注文。

フランドル地方の伝統料理は、よく知られているフランス料理(例えばラタトゥイユなど・・・)とはまた違っていて、結構驚きました。



「カルボナード・フラマンド」
簡単に言うと「牛肉のビール煮込み」です。
ポテトが一緒にお皿に乗ってるのが定番だそうです。
赤砂糖が入っていたり、蜂蜜やスパイスが効いた甘みのある「デピス」と云うパンが入っている為、少し甘くてかなり濃い独特なお味でした。(お店によって味付けの加減は違うのだそう)


「ウェルシュ」
ビールに浸したパンと大量のチェダーチーズを焼き、上に目玉焼きを乗せた料理です。

この黄色い部分はパンも入ってますが、何とほぼチーズ!!!
「チーズフォンデュをグラタン皿に入れた様な料理」と云った感じです(と云っても、ウェルシュのチーズは弾力のある硬さがあります。)。
ほぼチーズなのでかなりお腹いっぱいになりますが、美味しかったです。



短時間しか滞在しなかったので少ししか観光できませんでしたが、リールの街はかなり洗練されたステキな都市だったので、機会があったらもっとゆっくり観光してみたいなと思いました。

リールにて、初めて食べるフランドル地方の伝統料理を堪能し、その日を終えました。


(つづく)