梯はしこです。
さて、今日は黒本6章を読んで、章末問題を解きました。
全13問中10問正解
思ったよりもできたかな…?
とは言っても、章末問題には出てこなかっただけで、頭にはあまり入っている気がしません
そこのところは、模擬試験でどうにかしましょう…
6章の概要~データベースファイルについて~
6章はデータベースファイルと表領域について。
データベースというのはデータを保持するものですから、ある意味主役と言ってもいいところかもしれません(というのは黒本の受け売り)
夜も更けてきてしまったので、今日はデータベースファイルについてだけ概要をおさらいしました。
表領域はまた明日
ちなみに間違えた3問はすべて表領域の範囲でした
データベースファイルについて
Oracleデータベースではいくつかのファイルを読み書きします。
- データファイル
- REDOログファイル
- 制御ファイル
- 初期化パラメータファイル
- パスワードファイル
- アーカイブログファイル
このうち、太字にした3つのファイル
- データファイル
- REDOログファイル
- 制御ファイル
データファイル
データを保管するためのファイルで、表や索引などが格納されます。
表のデータなどもすべて、このデータファイルが実態ということ。
データベースにあるデータファイルの構成(ファイル名、ファイル番号等)は制御ファイルによって管理しています。
REDOログファイル
データベースの更新履歴を記録しておくファイルです。
- インスタンスが異常終了した場合の障害復旧(インスタンスリカバリ)
- データファイルが破損した場合の障害復旧(メディアリカバリ)
REDOログファイルに更新履歴を書き込む処理などについては、こちらの記事に記載しています↓
障害復旧のために利用するREDOログファイルが破損などしたら大変です。
そこで、REDOログファイルは多重化構成で管理して、破損してしまってもバックアップがあるような状態にしておきます。
REDOログファイルの多重化構成では、下記のようにREDOデータを記録していきます。
- 複数のREDOログファイルをまとめてグループを作る
- グループを構成するREDOログファイルのことをメンバーと呼び、同じグループ内のメンバーは全員同じサイズ
- 更新処理が実行されると、1つのグループ内のすべてのメンバーに同じ内容のREDOデータを書き込む
- グループのメンバーに空きがなくなると、別グループを書き込み対象とする→このようにグループを切り替えることをログスイッチと呼ぶ
- このようにぐるぐるローテーション形式でREDOログデータを記録していく
制御ファイル
データベースの構成情報や管理情報を記録するファイルを制御ファイルと呼びます。
制御ファイルには、
- データファイル名
- REDOログファイル名
- データベース作成のタイムスタンプ
所感
6章のうち、まずはデータベースファイルについておさらいしました。
表領域と比べるとそこまでややこしくはありませんが、9章あたりでリカバリについてはさらに深く勉強していった気がするので(1回黒本やりましたが、あまり覚えておらず…)、REDOログファイルなどについてはしっかり押さえておきたいところ。
ちなみに今日は新しい画像をいくつか作ってすっかり遊んでしまい、表領域を復習する時間がなくなってしまいました
が、その分頭には入った気がします