ふう、やっとこさ先週オンエア分。日付が変わっちゃいましたが。



第14話『霞音』
脚本:荒川稔久 監督:坂本太郎


新オープニング来た!映像もオンエアされる歌のパート(1番か2番)も新調、という凝りよう。カノンは少し髪も伸びて?ちょっと大人っぽく、よりすっきり美人に見える。「素材はほぼ撮り終えたものの、最近追加撮影があった」と聞きましたが、これのことかな?映像には新しいオンバケ達も多数登場。

ジュウゾウのラーメンを食べるトモスケ、唐辛子が丸ごと乗っかってる?案の上辛くて食べられない様子。看板メニューも作れないようだとお店は相変わらず閉めてるのかな。依代(よりしろ)である幸太郎の面倒をみるのはイケチヨの役目のようで、ぐったり。イケチヨは気だるそうにしているのが似合います。

カノンは写真を見ながらおばあちゃんとの思い出を回想中。信じていれば人間は優しさを返してくれる、という言葉を今も大事にしている、とカノン。このほのぼのと地味なドラマが、深夜に流れているのが不思議だ。

カノンの元彼が悪霊に乗っ取られていた際に犯していた罪は法に問われるのか、と話しているオンバケ達。ジュウゾウは姿が違うから罪には問われないだろうが、もしものことを考えてカノンには言わないほうがいいだろう、とジュウゾウ。その時カノンから電話がかかり、タイヘイが呼び出される。めちゃくちゃ嬉しそうなタイヘイがいい。

0℃の楽屋では、ライブ前なのに幸太郎がいない、と騒ぎに。ラーメン屋で寝てますよー。

カノンは「祈り歌」を聴いて欲しい、とタイヘイを部屋に呼び出していた。ほぼ毎日会ってるんだからそんなことで呼びつけるなよと思うが(笑)。布団で寝てるブチンコがかわいい。

0℃のライブシーン、リアリティ皆無だった8話よりは良い絵作り。ギターがいないけどその分がんばるから、と『TO THE TOP』からスタート。ギターはサキが弾いてるようだが、いつもと全く遜色ない演奏(笑)。幸太郎の存在意義って・・・(笑)。

カノンの歌を、タイヘイはなんか違う、心さズーンと来ねえ、とバッサリ。まだ人を信じきれていないのが原因のよう。歌姫の祈り歌というのはよっぽど人を信じきった状態じゃないとブジンサマの眠りを覚ませないものなのかな。帰り道、「夜明けは遠いなあ・・・」とつぶやくカノンを、タイヘイはいきなりお姫様だっこ(歌“姫”つながり?(笑))して灯台の上に大ジャンプ!「いつもと違う景色だべ? 」とカノンを元気づける。ちょっとハリウッド映画みたいなロマンチックな良いシーン。振り幅が大きいのが『カノン』の魅力ですね。

翌日、今日は一人で学校に行くからタイヘイさんに伝えて、とブチンコにことづけ。自分としてはカノンはこれまで勇気がなくて毎日送り迎えしてもらっているというより、単にタイヘイと一緒にいるのが楽しいからそうしていたんだと思うけど。でもタイヘイのおかげで立ち直ったのは事実のよう。

茨城のサービスエリアでユモンジ、タメキチ前田健!)と待ち合わせをしているサワモリとハシタカ。ハシタカは大好きなソフトクリームを食べてご満悦。変身体のタメキチ、金庫状の頭部を開くと(映像でご確認下さい)中からもう一体のオンバケ・ドウカンが。イパダダの居場所を指し示す。

サキはバンドの原点に戻りたいと休日返上で軽音部に向かう。妹さんも久々登場。

タイヘイはカノンを迎えに行き、ブチンコからことづけを聞くが、やっぱり心配だ、と学校へ向かう。もはや単なるカップルみたい。

軽音部で入部当時のことを思い出すサキ、カノンが在籍していた頃に残していた歌詞ノートを発見。

イパダダ退治のため、サワモリ達のいる事件現場に遅れて現れたユモンジ

カノンはクラスメートから、講義が終わったら体育館に来て、というサキからの伝言を聞く。

イケチヨは依代(よりしろ)である幸太郎に歌を聴かせて意識を覚まそうとしている様子。『カノン』の世界では歌が重要なキーワードらしい。

体育館に向かうカノンの元にタイヘイが現れる。事情を聞いたタイヘイは、謝るつもりなら向こうから呼びつけるのは間違ってる、行くことねえ!とヤンキーみたいなことを言い出し、カノンも気が進まなかったのを断る理由ができたと「そうですよね」とまさかの約束すっぽかしきた!!お前に人を信じる、信じない言う資格はあるのか??外道です。困ってる妊婦を助けず立ち去ったり、時々カノンが予想外のダークサイドに走るのが面白いです。

すっぽかされた可哀想なサキは、仕方なく体育館を後に。一方、家でごろごろしているカノン(笑)。「ほんとに良かったのかなあ・・・良くねえよ!(笑)

その夜、結局サキに見つかり気まずいカノン。サキはカノンを責めることもなく、謙虚に時間を下さいとお願いする。「いいですけど・・・」とカノン、すっぽかしたことを謝りもせず高飛車だ(笑)。

サキは公園で『TO THE TOP』の件をいきなり土下座。「良くないけどもういいです、私が作ったわけじゃないし」、とカノン。早く次の曲が出来ればいいんですけどなかなか上がってこなくて、とサキ。ここで歌詞ノートの話を切り出し、良かったら一緒に組んでくれませんかと切り出す。カノンの歌詞に曲をつけた、気に入ったら組んで下さい、と歌い始める。すでにちょっとした有名人なのに、カノン1人の前で歌う際に、ライブの時よりも明らかに緊張しているのがサキの良い人ぶりを物語っている。

で、サキの生歌。う、うめえー!!いつもの『TO THE TOP』より全然のびやかなハイトーン。メロディーも売れ線で分かりやすいし、最初から幸太郎は要らなかったんじゃ・・・(笑)。2人組ユニット「み・サキ・カノン(仮)」誕生なるか?(笑)で次回へ。

そして新エンディングテーマが初お披露目!前にも増して、カノンのPVみたいな明るくアイドルチックな映像。カノンのキャラがすっかり明るくなったので、こういう爽やかな絵がいいですね。次回はいよいよ渡辺いっけいが登場!というかカノンの両親って生きてたんだっけ。てっきりおばあちゃんが唯一の肉親かと。

特撮ファン的な見所は・・・タメキチの変身体とドウカンの登場くらいか?(笑)。サキの良い奴っぷりや、カノンの外道っぷりなどドラマとしては楽しめました(笑)。



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だんだんオンエア分に追いついてきた(笑)。何でも溜めてしまうのは良くないですな。



第13話『囮怨』
脚本:大石真司 監督:北村拓司


まずは主題歌、時々ちょっとずつ違う劇中カットが入ってるのが良い。

前回の直後からスタート。「だいちゃん」にて、タイヘイは兜、ショウタはテレビ、ジュウゾウは石灯籠のオンバケだとそれぞれ自己紹介。さらにタイヘイから、自分の年は320才位だとさらっと告白され、これまでで一番豊かな表情で盛大に驚くカノン。イケチヨはもっとずっと年上、と言おうとしてイケチヨにはり飛ばされるタイヘイ(笑)。

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ジュウゾウの「石灯籠」がイマイチよく分からないので検索してみた。

そこにイパダダを捕まえたサワモリ達が帰ってきた。ただならぬ雰囲気に、気を遣って店を出る若松とカノン。

イパダダを自ら飲み込もうとするサワモリ。イパダダが人間・幸太郎の体から出てくるが、イパダダの力が強大すぎて封印し切れなかった様子。サワモリ達同様、今回はイケチヨも変身体に。

喫茶店で話す若松とカノン。若松から、オンバケは愛された恩を人に返すのだと聞かされ、オンバケを生むきっかけの人間は時に人に冷たいのに、と皮肉に感じるカノン。

イパダダに体を乗っ取られていた人間=“依代(よりしろ)”がカノンの元彼にして0°C(レード・シー)のギタリスト・幸太郎だったことに「偶然にしちゃ恐ろしいめぐり合わせだねぇ」、とイケチヨ。イケチヨさん、そこつっこまないで(笑)。

「だいちゃん」にて、イパダダの力が大きくなっていることを脅威に感じているオンバケ達。ジュウゾウは、ブジンサマの力が必要だ、ブジンサマはまだ生きている、と伝える。ここからブジンサマの過去が紙芝居風に語られる。

歌姫の「祈り歌」に呼び出され、人々のために大イパダダを退治していたブジンサマは、あるきっかけで人間達に罵声を浴びせられながらも彼らのために大イパダダを成仏させるが、身も心も砕けてそのまま岩になってしまったという。そしてブジンサマが蘇る鍵になるのが、歌姫の末裔であるカノンの「祈り歌」だと。

帰り道のカノンと若松。若松は、人に感謝して生まれるオンバケがいるなら、それだけ優しい人も多いということでは、とカノンに伝える。

サワモリとハシタカ、トモスケはイパダダを追って出発するところ。トウベエがブチンコのようにハシタカの胸元に入ると、ギャグのように色っぽい声を出すハシタカ、ニヤニヤと覗き込むタイヘイとトモスケ。タイヘイは1話でもイケチヨの姿にノーリアクションだったので女性に興味ないのかと思っていたけどどうなんだろ。カノンといる時のうれしそうな様子を見ると単にロリコンなのかも知れないが(笑)。

ブジンサマを思う余りに、カノンの歌を早く復活させろと言うジュウゾウと、あくまでカノンが立ち直ることが優先だと言うタイヘイは口論に。そこへカノンがタイミングよく現れ、口論は一時中断。

イパダダがタクシー運転手の体を乗っ取り・・・?今週はここまで。

アクションシーンはそう多くないものの、話が動いている感はあります。油断しているとまた先週のようなアクション祭りになってもおかしくない雰囲気。

エンディングテーマでは眠っているカノンの口元が最後に微笑む、細かい変化が良い。エンディングやオープニングに時々細かいマイナーチェンジが施されるのも高寺作品の特徴ですね。



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急いで書かないと終わらない(笑)。



第12話『化恩』
脚本:大石真司 監督:北村拓司


前回から一夜明けたところからのスタート。まずは例の路上ライブの動画を削除。何も消さなくても、とも思うが守谷の意向もあるだろうし仕方ないのかな。

タイヘイ達がオンバケ=妖怪だったことにショックを受けているカノン。「確かに着ているものも不思議な感じだったけど・・・」タイヘイはともかくイケチヨの服は不思議すぎるだろ(笑)。イコール妖怪には結びつかないかも知れないけど、カノンは天然で鈍くて何でもニコニコ受け入れてしまいやすい田舎者の娘さん、ってことでいいでしょうか。いや、いい意味で(笑)。

そこにイケチヨさんから手紙が。なんと手差しだ(笑)。イケチヨの手紙の内容のナレーションは後半から始まるので、基本的には録画して観ている視聴者だけがそれを読むことができるというスタンスになっています。それかじっくり見たい人はブルーレイBOXでどうぞってか(笑)「みんなカノンちゃんのこと愛してるから」愛してるから、が温かくていいですね。カノンがブジンサマの復活にとって重要だからそう言ってるんじゃなくて、普通に心から言えてるんじゃないのかな。人に愛されて転生したオンバケ達は、人を愛するのも上手な気がする。分け隔てなく善意を持てる存在と言うか。手紙を読んでハッとしたカノンは、傷ついているであろうタイヘイを案じて彼を探しに行く。

野原に座り込んでいるタイヘイを見つけたカノン。タイヘイにブチンコを紹介され、ちょっと場が和む。昨日のこと(多分驚いた後、その場を飛び出してしまったのかな)を謝った後、6話でタイヘイがやったように、タイヘイを「だいちゃん」に引っ張って行くカノン。どんどんいいコンビになってきました。

場面は変わり、タイヘイは「だいちゃん」を後にしてジュウゾウを迎えに行く。タイヘイとトモスケに格好がハレンチだと指摘され「ほんとに?」と言うイケチヨ、無自覚なのが面白い。オタキさんは代役探しの旅に出るところ。荷造りを手伝うハシタカだが、オタキさんの替えの下着が派手すぎて絶句(笑)。ここでトウベエが登場。ハシタカは渋い剣豪を期待していたようだが、実際はブチンコサイズのちびキャラでがっかり。ハシタカは表情豊かで使い勝手が良いキャラですね。

折り紙でかぶとを作ってブチンコにかぶせて笑うカノン、カノンはどんな不思議なことが起こっていてもすんなり受け入れるのがいい。イケチヨへの手紙のお礼で店に向かう。行く途中で、上京してきたジュウゾウ&ショウタと対面。

ジュウゾウはカノンの案内で無事に「だいちゃん」に着いたが、タイヘイは新宿駅で人の多さに頭を抱えている。つーかジュウゾウ、最初からタイヘイと待ち合わせる気がなかったのか?(笑)。

ジュウゾウはオタキさんに、歌姫(カノン)がいるから代役探しは必要なかんべ、と言うが、オタキさんは悩んでいるカノンを思って、自分は自分にできることをするのだと言う。カノンの成長を待ちながらも無理強いはせず、もしものための別の策も立てておくということですね。ここに登場する人(?)達はみんな人を思いやりながら生きています。

みんなに見送られて「だいちゃん」を出発するオタキさん。トモスケの大げさな見送りに思わず笑うハシタカ。こういうほのぼのシーンが好きどうかがこの番組を楽しめるかどうかを分ける気がする。

イパダダが現れて出動するサワモリ、ハシタカ、トモスケ、トウベエ。ショウタにオンバケはイパダダ退治も買って出るんだ、と教えられ、「ほ~お」と納得するカノンがいい。

イパダダが乗っ取ったトラックの中から殺された犬たちの悪霊が飛び出してくる。

ジュウゾウはカノンにイパダダやオンバケたちのことを説明するが、カノンの歌姫としての使命についても話そうとしたところでイケチヨに止められる。ここで戸が開き、タイヘイだと思ってすごく嬉しそうに迎えようとするカノンが可愛い。戸を開けたのはフクマツを連れた青年・若松だった。

これまでのまったり展開はどこへやら、なアクションシーン。トウベエの「尻からニョッキーン!」(笑)がすごい(映像でご確認ください)アフレコ現場は盛り上がったんだろうなあ。ちなみにトウベエの声は『たんけんぼくのまち』のチョーさんらしいけど全く気付かず、声を聞いてなおピンと来なかったのはにぶいのか俺?悪霊の尻の穴から出てきた刀モードのトウベエをそのまま握るハシタカもすごいな(笑)。

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若松と話しているカノン、そこにぐったりなタイヘイが戻ってくる。

変身体のサワモリとイパダダの対決!ここでもトウベエが大活躍。イパダダの額に触れるとイパダダが苦しみだし、封印成功?いいところで次回へ。

いきなり話が動き出し、某所の実況でも盛り上がりました。いつもこの位アクションがあると、ここまで賛否両論(というか否が大多数か?)にはならなかっただろうけど。まあたまにはこういうサービス回も必要ですね。



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