だんだんゴールが見えてきました。
第18話『叶遠』
脚本:荒川稔久 監督:清水厚
荒川さん脚本回らしく、カノンがナレーションで今の気持ちを視聴者に敬語で紹介。くららがピアノを弾いていた楽器店にて、なぜか0℃の『TO THE TOP』がかかり(普通ピアノ売り場でロックは流れないんじゃないかなー(笑))反射的に立ち去るカノン。サキと和解しても、幸太郎やこの曲へのトラウマは相当な様子。
その幸太郎の部屋に訪れたのは8話で超わざとらしいコテコテ業界人演技を披露していたマネージャー。今回は入り口でタバコをふかしながら0℃の解散を告げる。『TO THE TOP』の盗作疑惑や幸太郎のステージ無断欠勤などが主な原因の様子。シンヤとイッキは移籍先を探していて(今後の活躍はまず無理そうだけど)サキだけ事務所のサポートでNYで修行中とか。まあ普通に金になるのはサキくらいだろうし。
幸太郎を突き放し去っていくマネージャーだが、この人はただ能天気なだけだったし、最後だけかっこつけられてもなあ。幸太郎はイライラして早速女を呼び出す。
「だいちゃん」にて、カノンはサキのアドバイスを受け『いのりうた』に今の気持ちを反映させようと作詞に奮闘中。タイヘイは元の詞を推すが、現実の厳しさも踏まえたい、とカノン。カノンはブチンコのリクエストでオリジナルの詞で歌いだすが、その歌で(山形の里)で眠っているブジンサマがついに目覚める!その歌詞は嘘ばかり、歌わないでくれ、と叫ぶブジンサマは元の岩に戻ってしまう。
何が起きたのか分からないカノンにオタキさんとイケチヨが説明を始める。ブジンサマの反応に納得がいかないタイヘイは、直接ブジンサマに問いただそうと「だいちゃん」を飛び出す。無言で軽く手を振るイケチヨがかわいい。ちょうど詞を変えようとしていたカノンはブジンサマの“嘘”という言葉に共感を覚えているような様子。
イパダダに襲われた村は壊滅状態。バタバタと村人の死体が転がり、深夜じゃないと地上波での放送が危ぶまれそうな凄惨な光景です(別にグロくはないけど)。イパダダを発見したサワモリ達は後を追う。
大学のキャンパスで、カノンを見つけたクラスメイトが幸太郎の悪事を告げる。付き合っている彼女に薬物の取引のバイトをさせようとしているという。幸太郎がトラウマであるカノンは「もう関係ないから」とその場を去るが、講義の席でその彼女が5話に登場した深津かなめだと気付く。カノンが幸太郎にあげた手作りのタオルをかなめが持っているのを見つけ、幸せな記憶がフラッシュバックするのが切ない。
サワモリ達と合流しブジンサマが復活しかけた件を伝えるタイヘイ。このままだとゴンベエが代役になってイパダダと戦うこと、イパダダはもうすぐ100玉になる勢いだということも明かされる。
全身黒ずくめで登校してきた幸太郎は、スターなのに皆が避けるほどかなりガラが悪い。カノンの講義終了後を狙ってカノンに迫る幸太郎。かなめはただの気晴らしだと言い、また0℃をやらないか、と持ちかけるが、カノンは突き放して去る。幸太郎はめげずに校内でかなめを見つけ、家に誘う。
「だいちゃん」にて、いつものようにオタキさんとイケチヨに人生相談をしながらラーメンを頂くカノン。中途半端にかなめに関わるといい結果にならないとアドバイスを受け、くららに最後までしてやれなかったことも思い出し、「私、やっぱり半端でした」「私なりにやってみようと思います」と中途半端には関わらないことを誓う。なんだか『クウガ』3話の雄介の「俺、中途半端はしません!きちんと関わりますから!」宣言に通じるものがあり感慨深い。同じ人達が『カノン』を作ってるんだなあ~としみじみ。つーかラーメンのびるからぐだぐだしゃべってないで食えよカノン(笑)。
仮面ライダー クウガ Vol.1 [DVD]/特撮(映像)

¥6,090
カノン=女・雄介説。
幸太郎の部屋にきたかなめは幸太郎の「したい」という超ストレート発言でセクロス突入、と思いきや「やっぱいいや、大事にしたいんだ」となぜか中断。それはこの後すぐ薬物取引のバイトを切り出すための布石だったようだ。
タイヘイはジュウゾウにブジンサマの反応について文句を言うが、ジュウゾウはブジンサマの反応をそれも仕方ないと思っている様子。
カノンは鼻が利くトモスケを連れて、刑事ばりにかなめの聞き込みを開始。この2人の2ショットは9話の「私の魚肉ソーセージ食べちゃったのは誰?」事件以来で新鮮。
カノンはかなめの高校時代の同級生から、昔かなめが“プロフ”をやっていたと聞き、早速アクセスしてみることに。
一方、お寺にたどり着いたオンバケ達はまたイパダダを発見する。早くやっつけろよと思うが、すばしっこいのですぐに逃げられてしまうようだ。お坊さん達もバタバタ倒れており被害はどんどん大きくなっている。一般的なヒーロー番組と違って、異形の者である悪霊の仕業によってリアルに死人がたくさん出ているのは説得力がある描写と言える。
舞台は再びキャンパスへ。カノンのナレーション「(深津(かなめ)さんのプロフの中身はとても哀しく切ないものでした・・・)」でエンディング。
うーんさすが荒川脚本回。後半の、イパダダを追うサワモリ達の様子(ヒーロー番組におけるアクション部分)とカノンの様子(ドラマ部分)の絡め方が上手。余韻が残る終わり方も素敵だ。自身のトラウマから臆病になりながらも、困っている人を放っておけずに奮闘するカノンは、ちょっとポーッとした里久鳴さんが演じることでとてもリアリティが出ている。いい番組だなと思う。
最後に予告編。「その時、牛乳好きのトモスケは! 」
だからそこ関係ないだろ(笑)言いたいだけシリーズ、いいなあ。

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第18話『叶遠』
脚本:荒川稔久 監督:清水厚
荒川さん脚本回らしく、カノンがナレーションで今の気持ちを視聴者に敬語で紹介。くららがピアノを弾いていた楽器店にて、なぜか0℃の『TO THE TOP』がかかり(普通ピアノ売り場でロックは流れないんじゃないかなー(笑))反射的に立ち去るカノン。サキと和解しても、幸太郎やこの曲へのトラウマは相当な様子。
その幸太郎の部屋に訪れたのは8話で超わざとらしいコテコテ業界人演技を披露していたマネージャー。今回は入り口でタバコをふかしながら0℃の解散を告げる。『TO THE TOP』の盗作疑惑や幸太郎のステージ無断欠勤などが主な原因の様子。シンヤとイッキは移籍先を探していて(今後の活躍はまず無理そうだけど)サキだけ事務所のサポートでNYで修行中とか。まあ普通に金になるのはサキくらいだろうし。
幸太郎を突き放し去っていくマネージャーだが、この人はただ能天気なだけだったし、最後だけかっこつけられてもなあ。幸太郎はイライラして早速女を呼び出す。
「だいちゃん」にて、カノンはサキのアドバイスを受け『いのりうた』に今の気持ちを反映させようと作詞に奮闘中。タイヘイは元の詞を推すが、現実の厳しさも踏まえたい、とカノン。カノンはブチンコのリクエストでオリジナルの詞で歌いだすが、その歌で(山形の里)で眠っているブジンサマがついに目覚める!その歌詞は嘘ばかり、歌わないでくれ、と叫ぶブジンサマは元の岩に戻ってしまう。
何が起きたのか分からないカノンにオタキさんとイケチヨが説明を始める。ブジンサマの反応に納得がいかないタイヘイは、直接ブジンサマに問いただそうと「だいちゃん」を飛び出す。無言で軽く手を振るイケチヨがかわいい。ちょうど詞を変えようとしていたカノンはブジンサマの“嘘”という言葉に共感を覚えているような様子。
イパダダに襲われた村は壊滅状態。バタバタと村人の死体が転がり、深夜じゃないと地上波での放送が危ぶまれそうな凄惨な光景です(別にグロくはないけど)。イパダダを発見したサワモリ達は後を追う。
大学のキャンパスで、カノンを見つけたクラスメイトが幸太郎の悪事を告げる。付き合っている彼女に薬物の取引のバイトをさせようとしているという。幸太郎がトラウマであるカノンは「もう関係ないから」とその場を去るが、講義の席でその彼女が5話に登場した深津かなめだと気付く。カノンが幸太郎にあげた手作りのタオルをかなめが持っているのを見つけ、幸せな記憶がフラッシュバックするのが切ない。
サワモリ達と合流しブジンサマが復活しかけた件を伝えるタイヘイ。このままだとゴンベエが代役になってイパダダと戦うこと、イパダダはもうすぐ100玉になる勢いだということも明かされる。
全身黒ずくめで登校してきた幸太郎は、スターなのに皆が避けるほどかなりガラが悪い。カノンの講義終了後を狙ってカノンに迫る幸太郎。かなめはただの気晴らしだと言い、また0℃をやらないか、と持ちかけるが、カノンは突き放して去る。幸太郎はめげずに校内でかなめを見つけ、家に誘う。
「だいちゃん」にて、いつものようにオタキさんとイケチヨに人生相談をしながらラーメンを頂くカノン。中途半端にかなめに関わるといい結果にならないとアドバイスを受け、くららに最後までしてやれなかったことも思い出し、「私、やっぱり半端でした」「私なりにやってみようと思います」と中途半端には関わらないことを誓う。なんだか『クウガ』3話の雄介の「俺、中途半端はしません!きちんと関わりますから!」宣言に通じるものがあり感慨深い。同じ人達が『カノン』を作ってるんだなあ~としみじみ。つーかラーメンのびるからぐだぐだしゃべってないで食えよカノン(笑)。
仮面ライダー クウガ Vol.1 [DVD]/特撮(映像)

¥6,090
カノン=女・雄介説。
幸太郎の部屋にきたかなめは幸太郎の「したい」という超ストレート発言でセクロス突入、と思いきや「やっぱいいや、大事にしたいんだ」となぜか中断。それはこの後すぐ薬物取引のバイトを切り出すための布石だったようだ。
タイヘイはジュウゾウにブジンサマの反応について文句を言うが、ジュウゾウはブジンサマの反応をそれも仕方ないと思っている様子。
カノンは鼻が利くトモスケを連れて、刑事ばりにかなめの聞き込みを開始。この2人の2ショットは9話の「私の魚肉ソーセージ食べちゃったのは誰?」事件以来で新鮮。
カノンはかなめの高校時代の同級生から、昔かなめが“プロフ”をやっていたと聞き、早速アクセスしてみることに。
一方、お寺にたどり着いたオンバケ達はまたイパダダを発見する。早くやっつけろよと思うが、すばしっこいのですぐに逃げられてしまうようだ。お坊さん達もバタバタ倒れており被害はどんどん大きくなっている。一般的なヒーロー番組と違って、異形の者である悪霊の仕業によってリアルに死人がたくさん出ているのは説得力がある描写と言える。
舞台は再びキャンパスへ。カノンのナレーション「(深津(かなめ)さんのプロフの中身はとても哀しく切ないものでした・・・)」でエンディング。
うーんさすが荒川脚本回。後半の、イパダダを追うサワモリ達の様子(ヒーロー番組におけるアクション部分)とカノンの様子(ドラマ部分)の絡め方が上手。余韻が残る終わり方も素敵だ。自身のトラウマから臆病になりながらも、困っている人を放っておけずに奮闘するカノンは、ちょっとポーッとした里久鳴さんが演じることでとてもリアリティが出ている。いい番組だなと思う。
最後に予告編。「その時、牛乳好きのトモスケは! 」
だからそこ関係ないだろ(笑)言いたいだけシリーズ、いいなあ。
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