近所の小児科へ | りっちゃん咲いた

りっちゃん咲いた

生後8カ月で劇症肝炎で亡くなったりっちゃんとの思い出を中心に、
日々の思いをつづっていけたらと思っています。

りっちゃんが、劇症肝炎で亡くなるに到った経緯、続きです。

去年の今日のことでした。


一度、小児科を受診しているので、前の日は自宅で一日様子を見ていました。

ぐったりしている感じではありませんでしたが、当然いつもよりは元気がなく、

熱も7度と8度の間を行ったり来たりしていたので、

近くの小児科を改めて受診してみようと思い、予約を入れました。


引っ越して来てから、まだ近くの小児科にかかったことがなく、

かかりつけを作らなければと思っていた所、目をつけていた小児科でした。

年配のしゃきしゃきした女医さんが診察してくれ、やっぱり風邪でしょうとのことで、

鼻水の吸引などの処置をして、葛根湯などの漢方薬を処方してくれました。


その際、何となく涙が黄色く見えることも伝えましたが、ちらっと見て、

「まあ大丈夫でしょう」とのことでした。


帰宅して、体温を測りつつ、ミルクや水分補給をしながら何とか過ごしていましたが、

夜12時前後ごろから泣き始め、いつもならたいていゆすればそんなに長い時間泣いている

ことはなかったのですが、この時は30分でも泣き続けていました。


熱が出て体調が悪いのだから仕方がないのかなと思いながら、パパと2人交代で抱っこして

いましたが、心配になり、♯8000に電話してみました。

ここは小児救急医療相談といって、夜中でも子どもの急な病気の相談を専門家に

出来る電話番号です。


ここ3日ほどの様子を伝え、泣きやまない状況を説明すると、小児科に二度もかかっている

ということで、「この段階で夜間の救急診療を受ける必要はないだろう」との判断で、

泣き止まないのは、何か環境を変えたりとかそういうことで対応するしか・・・という答え

でした。涙や、尿が黄色く思えるという疑問には、「風邪でそういう症状はない」と言われ、

それだったら、このまま熱が下がらなければもう一度明日、同じ小児科を受診してみようと

決めたのでした。


泣き疲れたのか、りっちゃんは何とか眠りましたが、朝まで1時間ごとに目を覚ましたので、

ミルクや水分を与えたり、抱っこして寝かしつけたのでした。