amebloを始めたのが2018年の8月からです。初めての落語は2015年暮れから。備忘録として残しておきたいので先ずは、2016年に聴きに行った会をアップします♪ (既にアップした小辰さんの会を除く)興味のあるかた読んでいただければ幸いです。




日本橋 市馬落語集@日本橋公会堂へ行って来ました♪「夏の夜噺二席」前座の市坊さんはこの4月に入門したばかり!市馬師匠8番目のお弟子さん(楽江弥童丸若朗坊と覚えた)です。私の第一印象は「わぁ、背が高い!会長の若い頃のお顔してる。体格を良くしたミミちゃんかな!」でした(笑)長身の会長より大きな弟子は初めてとの事、やっぱりね。ちょっと調べてみたけど、サイト「一門衆紹介」にもまだ載ってないわ。


初高座ですよ!初目見得。たくさんのお客様の前で、どうしてどうして、ハッキリとした声で若々しく「道灌」をフルで。市坊さんお見事でした。会長がマクラで「私の会だから……入門したてのを出しても……それにしても最後まで(笑)20分も」と。すかさず会場から「良かったよ!」との男性の声に拍手が沸き起こり、市坊さんが将来人間国宝になったら、この初高座を聴いたと自慢出来る等など。会長の嬉しそうなお顔からして、市坊さんの出来は高得点だったのかも(笑)


市坊「道灌」

市馬「阿武松」

-お仲入り-

市馬「お見立て」


そして、延々と会長自らの初高座の話、昭和56年池袋演芸場との事。同じ「道灌」で途中つっかえてしまい、頭が真っ白になったそうな。その時のトリが談志師匠で楽屋に左談次師匠、ブラック師匠など。「前に戻ってやれば」との袖からの声に戻ってはみたものの、同じところでまたつっかえて思い出せず、お辞儀をしたかしないかで引っ込んだそうです。小さん師匠からは「すごい勉強になったな」と一言w


それから、噺家の稽古話から相撲取りの稽古話へ。会長自慢の喉で千代の富士の呼び出しを披露♪ 素敵すぎます(*´▽*p♡q   相撲の話が出たからには、もしかしたらと思いきや「阿武松」やっぱり。もぉ、とっても素晴らしかったです。マクラを含めて実に55分喋りましたよ!


お仲入り後はマクラはほとんどナシで吉原……えっ、黄瀬川! あっ、そう言えば市弥さんを2回聴いた事があるけど2回とも熱演の「お見立て」だったのを思い出し、しかも今日の市弥さんのブログがサインだったのね(笑)会長の「お見立て」はさすがでした。汗ダラダラかいて演らないし余裕の面白さ。果たして、夏の夜噺二席だったのか?そんなことはどうでも良いほど素晴らしい会でした。