柳家花緑の落語バレエ「鶴の池」ー バレエ「白鳥の湖」@ティアラこうとう大ホールへ行って来ました♪



「鶴の池」は「白鳥の湖」を江戸時代に置き換えた花緑師匠の創作落語です。コロナ禍で一年越しの開催となり今日という日を楽しみにしてました。ティアラこうとうのサイトを何度も確認しましたよ(笑)チケットを取っていただいた花緑師匠のご贔屓の皆さまと待ち合わせしてホール入り。完売に近かったようでお客様いっぱい。今日は一人おきのソーシャルディスタンス席で椅子はフカフカで座り心地良く、しかも前方の良席!ありがたやー。


 


 


 


幕開きは悪魔ロットバルトによって昼は人間(村娘)夜は白鳥(鶴)の姿に変えられてしまうシーンから。続いて花緑師匠がチャイコフスキーの曲で登場。王子様か!と言うくらいこれは不思議とカッコいい、着物姿なのにねw


「鶴の池」は花緑ごのみで噺だけは以前に聴いたことがありますが、今回更にブラッシュアップされたようでとても面白かったです。バレエのほうは所謂第2幕、4羽(小さな白鳥の踊り)や3羽(大きな白鳥の踊り。2羽の場合もあり)オデットと王子のパドドゥに白鳥たちの踊りをたっぷり楽しめました。


どうでも良い情報ですが、私は発表会で4羽を踊った事があり、今でも振りを覚えてるから踊れます(笑)本当は3羽に憧れてたのですが、小柄な私にはこの大柄役は回って来なくて、お姉様たちが踊るのを目を輝かせて見てたクチです。


花緑師匠の噺に登場する花嫁候補5人のキャラが可笑しくてたまらなかったですね。バレエでは仲入り後所謂第3幕に花嫁候補の手を次から次へと取りちょっと踊る師匠にテンション上がりましたよ。白鳥オデットと黒鳥オディールは昨今のバレエ公演では同じダンサーが踊りますが、この演出では違うダンサーが踊っておりました。演出・振付は安達悦子(プティパ、イワノフ、石田種生版による)芸術監督!解りやすかったー。さすが悦子先生。


そうそう、落語ですからなるほど!と言うサゲ(オチ)がちゃんとありましたよ。これから聴く人もいるかと思うのでここでは言いません。半減してしまうといけないから楽しみにしていてくださいね。東京シティ・バレエ団と花緑師匠🩰バレエと落語のコラボに笑いと涙と感動。素敵な時間を有難うございました(*^^*)


そう言えば、吉緑さんとけい木さんがいらしてましたのでご挨拶。いやはや、勉強になりましたでしょうね。