10日ほど一時保護していただいたのですが、突如親と離れて暮らすことになった子供の心を多少なりとも癒すことができたのが、私が差し入れた絵本だったとのことでした。
お子さんが帰ってきたときに絵本も一緒に帰ってきたのですが、せめてもの感謝として寄贈させていただくことにしました。
すると、児童相談所の職員さんが大変喜んで下さいました。
虐待事件が世間を賑わせる昨今、児童相談所は世間から叩かれることが多いですが、限られた予算の中、よく頑張っていただいている職員さんもたくさんいらっしゃって。今回も本当によく動いてくださり、感謝しかありません。お子さんを依頼者に返す時には職員さんも涙してくださっていました。
せめて何か出来たらと申し出てみたところ、寄贈は広く受け入れていただけるようで、絵本は特に大歓迎とのことでした。
我が家には幸い読まなくなった絵本が腐るほどありますので、先日50冊ほど段ボールに詰めてお持ちしました。
大変喜んでいただけました。
絵本って、私の読者の方ならよくお判りだと思いますが、子供にとってはもちろん最高の娯楽であり、悲しみを共有してくれたり、優しい気持ちになったり、心を癒してくれますよね。
知育やら教育に熱心な読者の方々、たくさん絵本をお持ちだと思います。もうお子さんが読まない絵本もあるのではないでしょうか。
過酷な環境に置かれた子供達のために、読まなくなった絵本があれば、ブックオフでも全然いいけれど、出来れば児相に寄付するという選択肢もチラッと考えていただければなと思い、記事にしてみました
(児童相談所によって受け入れの有無は違うかもしれませんので、寄付していただける場合は最寄りの児童相談所に問い合わせてみてくださいね!)