<ぼちぼち感想/1日1曲>

3曲め:Caravan Sary

 

イントロのシタールの音が、異国情緒溢れます。

灼熱の砂漠を背景にした幻のPVが見えてきます。

勢いのあるサビ「砂漠の上を渡るCaravan」は

なんとなくですが、

1998年に「野猿 feat. CA」がリリースした

「叫び」を彷彿とさせるものがあります。

「叫び」のほうは孤独の十字架を背負って進みますが

「Caravan Sary」は「君」からの慈悲の眼差しと

「君」を救おうと進む自己との対峙がありますね。

 

人生における「成功」の定義を、まず疑ってみる必要があるかな…

なんてことを「Caravan Sary」を聞きながら感じました。

 

「叫び」は、音彦さんが編曲に関わった曲で

オリコンチャート2位のヒット曲。

 

 

世界中で日本だけが(勝手に)衰退し、まさに「砂上の楼閣」…

内側のシステムが狂ってるのが原因だとわかっていても

戦後78年間、誰にも正せないまま

それでも一人ひとりの人生は止まらずに進んでいく。

 

アラブの諺:الكلاب تنبح والقافلة تسير

直訳:犬は吠えてもキャラバンは進む 

意味:人生には批判したり足を引っ張ろうとする者がいるが放っておきなさい。

成功者は黙って前に進み続ければ良い。

 

 

※個人の感想です。