このブログでは、元気の大切さ、そして元気を自分で出していくことの大切さを書いてきた。

そこにgood timingで、病魔と闘っていたアントニオ猪木さんが退院したというニュースが飛び込んできた。


猪木さんは、なんでも心臓にアミロイドという物質がたまる難病で入院しており、今年の6月には腸捻転まで併発し、入院期間が長くなっていた。

それがこの度無事退院されたということで、元気な姿をyoutubeで見せてくれた。


その姿をみて、インターネットでは「死相が消えてる」だの「やっぱり猪木は超人だ」だの、様々な感想が寄せられている。

私もyoutubeを見てみたが、肌の色ツヤもよく、かなり全身状態も回復しているようにお見受けした。


その猪木さんの口グセ?といえば、「元気ですかー⁉️」だ。

さらに「元気があれば何でもできる❗」と続く。きっと病床の中でも、絶対に病気に負けずに、元気になって病気を治してやる、と思いながら日々言っていたに違いない。


自分の生命力で病気を治す、これは基本中の基本である。現在はみんな病気になったら病院に行けば、医者がちょちょっと治してくれるだろう、などと思っているのではないか?

しかし現在病気は多様化しており、現代医学で治らない病気なんて山ほどある。


猪木さんのアミロイドーシスもそうだ。しかし生命力をアップさせれば、病気を抑え込むことは可能だ。

今回猪木さんは、まさにそのことを実証してくれた。


ガンの患者さんに、「あなたの病気はガンでした。余命は1年です。」と告知をしたときに、ショックを受けて「もう自分は死ぬんだ」と絶望する人は、1年もたずに亡くなることが多い。

その反面「死ぬのはイヤだ!絶対に生き延びてやる!」といって全国あちこちのガンに効くという治療をしている病院を巡り歩いている人は、気づいたら3年くらい生きていることもある。

それくらい気力というものは生命力に直結しているものだ。


なのでもし今コロナに罹って不安に陥っている人がいたら、「コロナごときの雑魚ウイルスくらい、自分の免疫力で蹴散らしてやる!」といって元気だしてほしい。

2021年6月

2021年8月末
 

暗示からの話です。

言霊療法って知っていますか?

知らないですよね。私が勝手に作った治療法で、ググったって出てこない。(と思ったら出てきた。なんでもうつ病などで使うらしい。)


数年前のことですが、ひょんなことから私はとある老人病院に勤務することになりました。


その病院は入院ベッドが150床あって、常勤の医師が3名だったので、単純計算して、1人あたり50人の患者さんを受け持つことになります。

そしてそこに入院している患者さんは、脳梗塞たったり認知症の末期だったりして、寝たきりの方がほとんどで、まともにコミュニケーションがとれる方は1割もいないくらい。ほぼ植物人間状態という患者さんも大勢いらっしゃった。



入院病床にはいろんな種類があって、急性期などの病床では入院期間は何日間とか期間が決まっていて、それを越えると健康保険から病院に支払われる治療費がガクンと落ちるんです。


なので入院期間が長くなってきた患者さんは長期入院できる病院に転院することになります。つまり私が勤務していたその病院は家に退院することができない、何らかの医療を必要とする弱った患者さんを受け入れている病院でした。


私はその頃から、病気の治療には患者さんの気分を良くすることが不可欠だと思っていたから、コミュニケーションがとれない患者さんたちを目の前にして、どうしようかと思いました。


しかしその病院はほとんど外来患者さんも来ず、あまりすることもなかったので、私は週1回、一人一人の患者さんを回って診察することにしました。


その時に肺や心臓の音を聴いて、(異常があろうがなかろうが)「○○さーん、胸の音も良かったでーす。大丈夫でしたー。」と声をかけることにしたのです。



私以外のあとの2人の先生は、あまり回診などはしてはいなかったようです。



その結果何が起こったか。

もともと寝たきりの人って体力や心肺機能が低下してて、肺炎とかですぐ重篤な状態になるんです。


今はコロナが大問題ですが、私が赴任する前年は院内でインフルエンザが流行って、何人も死んだそうです。


つまり免疫力・生命力が落ちていれば、普通は死なないインフルエンザでも死んでしまうんです。



話がそれましたが、その結果起こったことは、声をかけていくうちに、今まで反応が薄くて寝っぱなしだった患者さんたちが、少しずつ「はい」とか「ありがとう」と返事をするようになったんです。


そしてあとの2人の先生の患者さんは、どんどん死んでいくのに対し、私が受け持った患者さんたちはあまり死なないんです。


もちろん弱ってる人ばっかりだったので、死者ゼロとはいかなかったけど、私の患者さんが月に1人くらい亡くなるのに対し、あとの2人のドクターの患者さんたちは、月に合わせて6,7人くらい亡くなっていました。


こんなに亡くなったら、穴のあいたバケツに水を入れるようなもので、入院させてもさせても満床にならないんです。その結果病院の経営にも悪影響が出てくる。



まあ経営のことはここではどうでもいいんだけど、このことから考えられることは、良い言葉をかけてやると、生命力は延びていく可能性がある、ということです。


しかも繰り返し繰り返しやることで、効果が高まる。



よく植物にも愛情をもって声をかけると、長持ちするって聞きませんか?ましてや相手は人間で、今はコミュニケーションがとれないとしても、以前はその意味を理解して使っていたわけだから、効果が出ないわけがない。


ということで、繰り返し繰り返し言葉をかけてやる、そのことで身体的にも何らかの変化を与えることができる、というお話でした。

前回の記事の補足です。

 

結局、自分の深層心理でこうだ、と意識していることが現実化してくる、という話なので、そこにアプローチしていきましょうという話です。


 

まあ前回の方法は、暗示に近いですね。でも暗示って、効果があるんです。

 

よく医療現場で使われているのが、プラセボ効果です。鎮痛剤依存症みたいな患者さんに、全く薬効がないミンティアみたいな錠剤を渡して、「この新しい薬よく効くんですよ」とか言ってあげると、本当に痛みがよくなってくるというものです。


ミンティアだから効くわけないんだけれども、実際患者さんに訊くと、効いたとかいうんです。これは暗示作用だと思われます。


 

でもこの暗示ですが、やはり根拠があったり、信頼している人からお墨付きをもらったほうがかかりやすいですよね。信じやすいですよね。


コロナの患者さんまだ1人も診たことないんですみたいな医師と、100人診てきましたみたいな医師では、やっぱり患者さんの安心感も違うし、話す医師の自信に裏打ちされた振る舞いも違ってくる。


ちなみに私はあと2,3人ほどで100人に達します。(ちょっと自慢です笑)


だからいかに信じること、思い込むことができるかで、結果が変わってくる。
 

思い込もうとしているうちは、なかなか上手くいかないし、確信できれば上手くいく。

 

 

例えばケンカするにしても、子ども相手だとどうやったって負けるわけがないと思ってるから、余裕を持って相手できるし、なんなら少しくらいこっちがぶたれてもどうってことない。

 

これが中学3年生くらいになって柔道で県大会優勝しましたくらいになると、もしかするとヤバいかも、と思うじゃないですか。すると余裕がなくなる。

 

こうなると、自分のパフォーマンスも変わってきますよね。

 

つまり自分の身体の能力を発揮するのに、私たちの精神状態や思い込みが深く関わってくるということになります。

 

 

健康や病気に関しても、まず私は患者さんの表情をよく観察します。大丈夫な人って、顔に元気って書いてあるんですよ。

 

もちろん油性マジックで書いてあるわけじゃなく、もう元気そうなのが伝わってくるというか、元気がだだ漏れしてる。隠しきれない。

 

皆さんも身の回りにいませんか?あの人いつも元気よね~っていう人。しょっちゅう外でみかけるし、声をかけてみるとニッコニコしてお話して楽しそう。

 

そういう人は病気になりにくいし、なっても軽症で済む。

 

なのでそういう人、そういう精神状態を目指しましょう、ということです。

 

そのために普段のモノの考え方を変えて、自然と笑顔が増えるようにしていくことが大事です。

 (写真は2009年のWBCの決勝戦で、伝説の決勝打を打ったときのイチロー選手のインタビューの様子です)