さかのぼる前に、私が自分の異変に気付い他頃の話を聞いてください。

詳しく話すと長くなりますのでまた追々お話していきたいのですが、

あぁ、私なにかオカシイナ、病院に行ってみようかな

と思ったのは社会人になったころでした。
それまでも何度も異変は感じていましたが、
未成年であったことと、精神科へ行く勇気がでず、
なかなか踏み出せずにいました。

しかし、眠れない日々が続き、仕事帰り駅のホームで線路に飛び込みたくなる気持ちが毎日のようにわき、涙が止まらず、友人の勧めで、職場と自宅の間の駅にある精神科へ受診しました。

初めて行った精神科の扉は重く、暗く、怖かったことを今でも鮮明に覚えています。

問診票を書き、名前を呼ばれると、
白髪交じりの先生が座っておられました
私は自分のことを話し始め、先生にいくつか
質問をされ、先生はズラズラとカルテに文字を並べました。


何という病気なのだろうか…

私はドキドキしていましたが
先生は病名や改善法などは告げず

薬を出すのでまた来てくれ

としか、言いませんでした。

今思えば、腑に落ちない診察ですが
その頃はボロボロだったので話を聞いてくれた、
ただそれだけで、救われた気持ちになったのです

一階の調剤薬局の方はとても丁寧でした。
ルボックスと眠剤を処方されました。

うちに帰ると、家族には病院に行ったことは
言えませんでした。
こっそり小さな薬を飲みました。
そして、久しぶりに眠ることができました。