部下を育成する上で最初にするべきこととは? | 社外人事部長 長谷川満オフィシャルBlog

部下を育成する上で最初にするべきこととは?


こんにちは。
中小・ベンチャー企業の
お助け「社外人事部長」こと
長谷川満です。


リーダーにとっての共通した
悩みといえば、何と言っても
部下を「マネジメント」
することではないでしょうか。

最近は、会社の台所事情から
プレイングマネージャーも増えて
きていると思いますが、
プレイヤーとしては一流であっても
「人を指導する」「育成する」
などは難しいものです。

どうしたら
部下に成果を上げさせられる
のでしょうか?

組織として、
それをどうスキル化していけば
いいのでしょうか?

特に管理職の場合、
上からは具体的な成果を要求され
下からはリーダーシップを
求められるので、
なかなか苦しい立場です。

リーダーとて人間ですから
悩みは多いし
完璧ではないのに、
下からは「いいお手本」
なのかどうかを、
常に品定めされる
運命にあります。

人の上に立つというのは
なかなか大変なことです。


さて。結論から先にいうと
「組織として、
部下に成果を上げさせる仕組み」
というのは作れます。

どうすればいいのかというと
「仕事を明文化する」ことです。

そのためには、まずは
「業務の棚卸し」をする
ことです。

業務の棚卸しは、
部下も巻き込んで行うと
いいでしょう。

それから
「リーダーとは
何をするべきなのか?」
という項目を
全部ピックアップして
いきます。

その際のコツとしては
「自分ができるかできないか」は
考慮しない、ということです。

まずは自分の行動とは別に
「リーダーに求められる資質とは
こういうことだよね」
ということを
書き出していくようにします。

その後で、具体的に
「どういう風にやっていくのか?」
というのを
マニュアル化していきます。

それはたとえば
「営業のロールプレイングの仕方」
「部下への指導の仕方」
「管理をする際のコツ」
「モチベーションを上げさせる方法」
など、多岐に渡ります。

マニュアル作りの肝とは
「理想」と「現実」を出して、
「その間を埋めるためには
何をしたらいいのか?」
という
ことを文章にすることです。

形にしていくことで
部下は上司の考えていることが
わかり、上司は同じことを
一々言う必要がなくなります。

つまり
「仕事をマニュアル化」するとは
「共通のベースを作る作業」

他ならないのです。


まとめますと、
業務をマニュアル化することには
2つの利点があります。

それは
(1)形にして、見える化すること
(2)共通のベースを作ること
の2つです。

明文化することによって
社内のブレが少なくなり、
今の自分には
「何が足りないのか?」
「次はどう行動すべきなのか?」
がはっきりしてくるように
なるのです。


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