ヴォルフスブルク戦を前に
フランクフルトのHPなどにハセ様のインタビューが載っています。
"Ich möchte etwas zurückgeben" – Makoto Hasebe im Interview フランクフルト独語HP
訳されたものが…
《長谷部誠 選手・VfLヴォルフスブルク戦前・インタビュー》
土曜日は長谷部選手の古巣であるヴォルフスブルクと試合ですが、まだ古巣の選手たちと
コンタクトを取っていますか？
「今シーズンはまだコンタクトはお互いにないんですが、昨シーズンまでは定期的に
シェーファーやベナリオ、トレシューたちとコンタクトを取っていました。5年半過ごした
チームなので彼らとの試合を楽しみにしています。」
古巣であるヴォルフスブルクの現状をどう思いますか？
「ヴォルフスブルクは昨シーズン、監督交代や入替戦に臨んだりと難しいシーズンを
過ごしました。今シーズン、開幕戦はドルトムントに0-3と敗れましたが彼らは素晴らしい
クオリティーを持っています。油断してはいけない相手です。土曜日の試合は僕らの
ホームゲームなので、自信を持って試合に臨みたいですね。」
今では長谷部選手はよくリベロのポジションで出場しますが、お気に入りのポジションは
ありますか？
「昨シーズンはリベロやボランチ、右サイドバックのポジションでプレーしましたけど、
試合に出られる事が一番嬉しいので、そこら辺のこだわりはありません。大事なのは
如何にチームを助けられるかだと思っています。」
この2日間、チーム練習を欠場してトレーニングルームで個別メニューを熟していましたが
大丈夫ですか？
「少しコンディションを崩してしまったので個別メニューにしてもらい調整しただけで、
問題はありません。明日からまたチーム練習に参加する予定です。」
ミュンヘンで膝を怪我した時の事を思い返し、あの時のプレーに後悔はありますか？
「サッカー選手にはピッチ上でたくさんの事が起こり得ます。もし、この先似た状況があったら、
また同じようにプレーすると思います。５カ月もピッチから離れる事になり、僕にとってもちろん
難しい時間でした。その間、家族やチームを始め多くの方々がサポートしてくれました。
支えてくれた皆んなに恩返しをしていけたらと思っています。」
今夏、多くの新しい選手が加入しましたが、その点で問題点はありますか？
「サッカーの世界では普通の事です。僕がヴォルフスブルクに加入した時と今では状況が
違います。今では異なる国から多くの選手が来ていますし、誰しも最初はその国の言語を
話せないのが普通です。大事なのは全力で取り組む事。このチームでは皆んな一生懸命に
ドイツ語を修得しようと勉強しています。大地もそうです。彼は信じられない早さで修得
しています。このまま続けていけば６カ月、８カ月後には問題無くドイツ語を話せるように
なると思います。やる気が大事です。」
ここ数日、ボアテングの話題でいっぱいですが、彼との再会はどうですか？
「彼がブンデスリーガでプレーしてた時、僕は彼と殆んど接点もなく、お互いについてあまり
知りませんでした。彼の事を意識し始めたのはトッテナムやミランで彼が活躍して有名に
なってからなんです。彼は経験豊富で良い選手ですし、チームの模範となる選手になると
思います。」
Hasebe: "Boateng ist ein guter Typ" Kicker
訳されたものは…
長谷部誠「ボアテングはイイ奴ですよ」 Kicker日本語版
（抜粋）
”リベロ”で大きな価値を見出す
”ハーゼ”のニックネームをもつ日本人選手は、果たしていずれのポジションに
居心地のよさを感じるのだろうか？”本人は両方のポジションでそれを感じている
ようだが、しかし昨シーズンでは特にリベロのポジションでその価値を示していたとは
いえるだろう。冷静沈着かつ抜け目のないベテランは、広い視野をいかしたポゼッションの
うまさと、巧みな対人戦の技により、守備陣に大きな安定感をもたらしており、それは
先日のブンデス開幕戦フライブルク戦でも見受けられた。この試合でチーム最高点となる、
kicker採点２．５をマークした日本代表主将は、「５ヶ月も公式戦に出場していなかったので、
少し変な感じはしましたね」と振り返っている。
ただ模範的選手として示しているそのプレーからは、現時点でのコンディションを見る限り
あと２・３年はブンデスでやっていけるのではないか。そしてフランクフルトとの契約は今季
いっぱいまでとなっているのだが、その後はどうなっていくのか？長谷部は大して長く考える
ことなく「とても居心地よく過ごしていますし、長くとどまることは想像できますよ」とコメント。
９月はじめには、夫人と子供がフランクフルトへ来ることも、その居心地の良さを増長させて
くれるに違いない。「もう１ヶ月会っていないので、もちろん寂しさは感じていますよ」と長谷部。
今は１日５回まで、ビデオチャットをすることでその穴埋めをしているという。
新戦力・鎌田の通訳も
ユニセフ親善大使も務める長谷部だが、これから家族をサポートしていくだけでなく、
今季から加入した新戦力・鎌田大地の通訳も担っているところだ。ミーティングや流れ、
監督の指示などを説明しており、１２歳年下の若手ＭＦについて「大地はとても覚えるのが
早いですし、６〜８ヶ月くらいで、結構うまくドイツ語を話せるんじゃないですかね。」との
印象を語った。もしそれが実現できれば、それは素晴らしい結果だ。
そして当然ながら長谷部は、ケヴィン＝プリンス・ボアテングとの話し合いも欠かすことはない。
二人の間には１つの因縁ともいえる出来事があり、それは２００９年５月１２日に行われた
ドルトムント戦vsヴォルフスブルク戦でのこと。途中から出場したボアテングは、わずかその
９分後に長谷部の頭部を蹴って一発退場。「たった１１針縫うくらいですみましたけどね」と、
笑顔を浮かべた守備のスペシャリストによれば、「試合後にロッカールームに謝罪しにきた。」
とのことで、特にわだかまりのようなものはないとのこと。もうその時のプレーについて
話すようなことはなく、ここまでのボアテングに対してむしろ好感を抱いており「このクラブに
おいて、マイアーと並ぶビッグネームです。イイ奴ですよ。彼がその経験をいかし、チームに
とってリーダー的選手の一人になることは想像できます」と言葉を続けている。
そのヴォルフスブルク戦では、長谷部はボアテングとともにはじめて、先発出場をすることに
なるかもしれない。古巣戦での戦いにむけ、当然の事ながら燃えている長谷部は、「あそこで
５年半プレーしましたし、僕にとってとても特別なクラブです。対戦が楽しみですね」と
意気込みをみせた。
Opfer Hasebe lobt Eintracht-Star Boateng Bild
こちらの訳は…
フランクフルト長谷部誠、新加入ボアテングとの過去の“衝突”を回顧 Goal
当時ヴォルフスブルクに所属して長谷部はドルトムント時代のボアテングとマッチアップ。
65分から出場したボアテングは足を長谷部に振り上げ、負傷退場に追い込んだ。
ボアテング自身も4試合の出場停止となったが、長谷部はその時のことはまったく
気にしていないという。
「次の試合には普通に出られましたからね。彼はナイスガイで、謝ってもくれました。
（フランクフルトに来てから）もちろん互いに話はしたけど、それ以上のアクションは
ないですね。彼がトッテナムに行って、それからミランに行ったのも知っています。
素晴らしい選手ですね。僕らにとってリーダーのような選手になってくれると思います」
うぅ、痛かったよねぇ…
まずはボアテング、８年前に謝りに来てたんですね。
今回フランクフルトで再会して「あっ！」と思ったでしょうか、それとも忘れてるの、
ボアテング？
次の対戦相手は古巣のヴォルフスブルク…
ハセ様にとっては感慨深い相手ですが、ホームで勝ちたいですね！
そして、とうとう一人暮らしを卒業するようですね。
家族と一緒に過ごすことで、モチベーションも変わってくることでしょう…
さて、ハセ様の契約延長に関する記事がまたありました。
長谷部がフランクフルトとの契約延長か、１月交渉へ 日刊スポーツ
フィールドプレーヤーの中では最年長の長谷部に対してヒュブナーＳＤは「１月に
（契約について）話をすることで、彼と話をつけている」とコメントした。
フランクフルト長谷部に契約延長の可能性 独紙は40歳まで続けたがっていること紹介 theWORLD
元記事
ウィンターブレークの間に話し合うようですね。
シーズン中はサッカーに集中、ということでしょうか。
さぁ今夜は「報道ステーション」(^^)
早く見たい～
ハセ様のインスタ、もうひとつ！