小学校3年生の頃です

僕の周りの上級生はプロレスが大好きでしたが、戦いなど苦手な僕はその中に馴染めずにいました。
 
いまでこそ体格はいいほうですが、小学校の時は痩せてて小柄
そういう子供はだいたい技をかけられる方で
嫌いなのに無理やりやらされて
蹴られたり、関節技されたり
 
 
受け取りてからすると、ほぼイジメですね。
 
何度も泣いてひとりで家に帰りました。
 
 
 
大人になった今でもプロレスはあまり見ません。
プロレス=暴力という考えが幼少期についてしまったからだと思います。
 
一方で戦隊モノや仮面ライダーなどは好きでした。
戦うという意味ではプロレスと一緒なのに何が違うのか?
それははっきりと正義のために悪を倒すという構図がわかりやすかったからです。
(何が善で何が悪かは深い話ですのでまた別の機に)
 
 
しかし、大人になった今、もう少し掘り下げてみよう
 
日々激しい練習に耐えながら
観客を喜ばすためにパフォーマンスを繰り広げる
リングの上では命を張った真剣勝負
 
そんな気持ちでそこに立つ人のことを思うと
なんとなく、わくわくしてきました。
 
それに気付くと、プロレス自体への抵抗はだいぶなくなりましたし、イヤむしろ応援したいヒーロー的存在になりました。
 
ヒーロー=こどものあこがれ
 
そうか、みんなヒーローに憧れていたんだね
こどものときの僕はプロレスラーをヒーローと見れなかった
 
その違いだけ。
 
今ならできること、それは
仮に自分が嫌いなものだったとしてももう一歩近づける。
好きな人は好きなもののどこが好きなのか?
 
それを知ることができたら自分も好きになれるかもしれない。
好きになれないまでも気持ちはわかるかも。
 
でも、相手が嫌な気持ちになることは絶対したらあかん!
こどもの頃の自分の代わりに今の自分がその子ども達に言いたい
 
そう思う。