こんばんは。
今日は、お正月の買い出しとしてお約束の浅草に行きました。
世間では、クリスマスという事もありどうかな?と思い浅草ROX地下のスーパーへ行きましたが、入口にツリーを飾っていた他は思ったほどではなく、東京スカイツリーのにぎやかさとは対照的な感じでした。
どちらかと言えば、その後すぐ来る、お正月の準備がメインみたいでした。
今日は、自転車で浅草に来た事もあり、何時もの通り道にある鷲神社寄り少し早いお参りをしました。
ここは、酉の市で有名で、私のブログには冬の風物詩として欠かせない場所ですがゆっくり見るのは始めてと言ってもいいくらいです。
さすがにこの時期は、静かな中にも、正月を迎える体制もすすんでいるみたいです。
そんな中、正面から右手に石碑が見えたので、お参り後に、見てみました。
① 俳人其角の句碑
「浅草田甫・酉の市」として春を待つ ことのはじめや 酉の市
② 正岡子規の句碑
没後100年を忍び台東区俳句人連盟の計らいで平成12年に建立されました。
「雑閙や熊手押あふ酉の市」
③ 樋口一葉文学碑
一葉の代表作「たけくらべ」の一説があり、
『此年三の酉まで有りて中一日は津ぶれしか土前後の上天気に鷲神社の賑わひすさまじ く、此処をかこつけに検査場の門より入り乱れ入る若人達の勢ひとては天柱くだけ地維かくるかと思はるる笑ひ声のどよめき・・・・』とありました。
④ 樋口一葉玉梓乃碑
師半井桃水に宛てた未発表の書簡文を碑として建てられました。
碑こそありませんが、江戸の風物詩、下町情緒として、樋口一葉の他にも、広津柳浪、正岡子規、岡本かの子、久保田万太郎など著名な文人墨客の手によって多くの文芸作品にも登場します。
私の恩人のYのオジキの一言の、「浅草は、懐が深いよ。」の言葉が、頭をよぎりました。