おはようございます。

 

子供の頃、住んでいた北海道の民放はNTV系とTBS系の2局体制でしたが、小学生の4年くらいから、チャンネルも増え始め、フジTV系列ができ、NET系列(現テレビ朝日)も放送が始まり、当時見ていたのが、NET系の『クイズタイムショック』でした。

 

 

 

ナレーターに憧れたこともあり、司会者の決め台詞に何故か興味を持っていました。

出題者が、ナレーターの憧れた一人の矢島正明さんだったことも番組へ興味が強かったですね。

初代の司会者が、田宮二郎さん、2代目が山口崇さんと当時TVドラマの主役級の方が司会のこともありました。

オープニングの決め台詞は、

田宮さん時代は、「現代は時間との戦いです!」と言う際にストップウオッチを右手に持ちながら、「さあ、あなたの心臓に挑戦します」と言ってテレビに向け、「タイムイズマネー1分間で100万円のチャンスです。果たして超人的なあなたはこの1分間をどのようにして活かすか、クイズ・タイムショック!」と言って始まりました。

山口さん時代は、田宮さんと近いものでしたが、「時は人を追い、人はまた時を追いかけます。現代は時間との戦いです。さあ、あなたの心臓に挑戦します。タイム・イズ・マネー、1分間100万円のチャンス。果たして超人的なあなたは、この1分間のチャンスをどのように生かす、クイズ・タイム、ショック!」と言ってスタートした姿がかっこいいと思っていました。

番組的には、1分間に12問、5秒毎に次々と出題されるクイズに何問正解できるかを競うもので、知識と反射神経が試されたと言っていいと思います。

 

スタジオを見下ろせる高さに解答席が据え付けられ、その周囲を秒針の機能を持った60個のランプが取り囲む巨大な時計台と、成績が芳しくないとこの解答席の椅子が回転する、解答者へのペナルティが面白かった印象があります。

正解の場合はチャイムが鳴り。不正解時の効果音は基本的になしが妙な緊張感もありました。

 

出題者の矢島正明さんの、軽妙な出題がテンポよく、時々ひっかけで、今、何問目?がユーモラスで、当時は画期的でした。

今も、特番でタイムショックという番組はありますが、TVの始まりの時代の方がバラエティー要素がない分、私にはあっているかもしれません。