至福の時偶然見つけた秘密の場所。 あれからヒトツキ。 あの空間が忘れられず、再び足を運んだ。 ピアニストの女性が一言声をかけてくれた。 「チェロを弾ける方が来店しているので、よかったら聴いてもらえませんか?」と。 ピアノの生音と肉声が聞けるだけでも響くのにチェロの音色まで聴けるなんて。 こちらがお願いしたいくらい。 二人の音色が艶っぽく絡み合う期間。 至福の時。