帰りの電車での話。


帰る方角が同じヒデボーと、混雑する車内に乗り込んだ

金曜日、23時すぎ。


ドアとドアの間はデスゾーン。

座席と座席の間に滑り込む。



吊革にぶら下がってフラフラしている酔っ払いがいた。

ろれつが回らない口で何やら仲間にあーだこーだ言っている。


その後ろには女性がいたのだが、

フラフラするたびにぶつかりそうになり女性は顔をしかめている。



!(´Д`;)  食べたスペイン料理のニンニクが臭いとか・・・



主要駅に止まり、少し混雑も緩和したので酔っ払いの反対側の吊革につかまった。



ある駅で停車したときに、自分らの目の前の客が降りる素ぶりを見せたので

少し身を引きスペースを空けてあげた。



そのとき、「あっぶねーな!」と酔っ払いが文句を言ってきた。

振り返って「降りる人がいたから開けてやっただけですけど?」と言い返したら、

酔っ払いは「なんだとこのやロー」とすごんできた。


自分らは顔を見合わせ、お互い首を傾げた。


無視していると、酔っ払いはさらに「何もできないガキが!」と凄んできた。

その横で、一緒にいた人たちが「まぁまぁ」となだめ大人しくなった。




「酒に強い」は「酒が飲める」ことじゃなくて「酒に飲まれない」ことだと思っている。


そりゃ時には絡みたくもなることがあるかもしれないけど

絡むなら気心知れたやつだけにしてほしいね。