★   朝のNHK連続ドラマ{虎に翼}を見ている  が、昨日は色々考えさせられた!

   悪法も法であるという考え方は、法の支配の下

 にいかなる法であれ、それらは奪えないという上

 位概念(自然法の支配の原則)がある、という事

 に気が付いていない時代の遺物である。

   法は人間がつくるものである以上、間違いもあ

 れば、人権侵害の法も作られてしまう。

  それ故、例え法律があっても、基本的人権は奪

 えないという上位概念として、現代では、法学部

 の憲法の授業で、最初に学ぶことである。

   悪法も法であると言って、どんなに悪い法律で

 も、法は法だからそれに従わなければならないと

 言った、古代ギリシャの哲学者ソクラテス。

   家庭裁判所初代所長である人物、宇田川潤四郎(戦災孤児のために奮闘した、家庭裁判所の父)が

 「闇米を法に反するからと言って、食べず餓死し

 た裁判官は、馬鹿だ!」と言い切ったことは、素

 晴らしい。

    あの時代にそのような概念があったかという

 と、疑問である?

  優秀な裁判官が成文法に縛られ、ヤミ米を食べ

 ず餓死した事は、彼にとっては本当に勿体ない、

 犬死だとしか思えなかったのだと思う。

  法というより哲学の世界感から、彼はそれを肌

 で感じていたのだと思う。

  現代の常識では、生きる権利はいかなる法であ

 っても、奪えない基本的人権の1つである。

  彼は「不毛で無駄な議論はしない」「話し合っ ても無駄という相手とは、そこで断ち切る」と、

 一見無謀の様に見えるが、私も痛切にそれを感じ

 ている。

  つまり「無い物ねだりはしない」時間の無駄

 あるという事だ。

  人生は短い。話し合っても通じない相手とは議

 論しない。貴重な時間の無駄である。これは決し て独裁者の論理ではない!

  安芸高田市の元石丸市長も、この合理性にもと

 に行動していると思う。

  人間「話せばわかる」と言った犬養首相も居た

 が、それは現代の様に錯綜した多数の狂信的考え

 の人々には、儚い希望的観測に過ぎないと、私は

 思っている。

  だからイスラエルとパレスチナも理屈では無

 く、互いに歩み寄る努力が出来ないのだと思って

 いる。この状況を作りだした大英帝国の2枚舌外

 交の罪は重い!

  女性のくせにこんなこと言うなんて、と敬して

 遠ざからないで欲しい!

  今は21世紀なのだから・・・

 

★ 14日に退院が決まったが、長谷川さんは早く

 帰りたくてたまらないので、何回も電話をしてく

 る。私なら食事が美味しくなくても良いから、休

 養のために入院したい位なのに・・・・

  この自由な時間にたまった書類・PC・スマホ

 の整理や衣類・冷蔵庫の整理等で、私は超忙しい

 のだ!

  おからも作り、赤チソのジュースも沢山作って

 冷やして置いたし、その他のおかずの材料も準備

 してあるから、出所後の食事はOKです💛