★ 「老いの道づれ」2人で歩いた50年!沢村貞子

 著!のあとがきをもう1度読み返してみた。

    最近の方は、沢村貞子という女優を殆ど知らな

 いだろうと思う?

     特に美人というわけではなく、その辺に居るお

 ばさんのような脇役女優と雑誌記者が恋をして駆

 け落ちし、無一文から彼女が働いて家庭を支えて

 きたのだが・・・

  「僕たちの50年の暮らしを、ぜひ2人でかわ

 るがわる思い出して書いてみようよ」という夫の

 提案だったが、夫は1回限りであの世へ旅立ち、

 後は沢村貞子がこの本を1人で書き上げました。

      この本は叔父の部屋を片付けているときに出て

 きたものであり、叔父がどういう心境でこの本を

 読んだのか?知りたくなり、目を通したものだっ

 た。

    叔父夫婦もお互いを思いやって楽しく暮らして

 来た夫婦だったけれど、叔母が15年以上前に先

 立ち、叔父がついこの間まで1人で頑張って生き

 て来ていたのである。

    どちらの家庭も女性が立派、甘え上手で、男を

 立てて!

    後年、沢村貞子が見つけた夫の遺稿が見つか

 り、その中の一文を紹介したい。

 

   「誰に読んでもらおうという気はない。自分だ

 けがいい子であろうという気も、勿論ない。

  生来愚鈍な上に学も無い、貧しくて小心な落ち

 こぼれ人間でしかなかった私が、戦後無一文のド

 ン底から、何とか生き延びてこられたのは、唯一

 人、貞子という心優しく、聡明な女性に巡り合え

 たからである。 有難う・・・」

 

   20年ほど前に、失明した叔母の看病をし続け

 た叔父の気持ちを思い、同じ気持ちだったのでは

 ないだろうか?と胸が熱くなって泣けてしまっ

 た。

  叔父も、4年ほど前から認知症の症状が進行

 し、情けない事になってしまっているが、私も気

 持ちが少し落ち着き、叔父を冷静に見つめること

 が出来るようになったのだと思う。

 

★   今日は週に1回のダンスデイ!

      今まで期限を切られた仕事が重なって忙しかっ

 たのと、精神的に色々ダメージが大きくて、ダン

 スなど上の空で集中できずにいたが、今日は赤坂

 見附で頑張って覚えて来たいと思っています💛

 

★ このブログをアップして、さあ今日は早めに寝

 ようかな?と思ったら、グラッと長い事揺れが続

 き、福島県沖でマグニチュード5.8の地震が起

 きたそうだ。

  ワザワザ攻めてこなくても、日本は災害で滅び

 るかも???

  日本は災害大国であることを忘れて、インフラ

 整備を怠ってきたツケを払わされるのか???

  折角気分良く寝ようと思っていた矢先なのに‼️

  それにしてもわが家のヴァンちゃんは、雷であ

 ろうと地震であろうと、自分の寝床(私のPCデス

 クの下のベッド)から起きても来ない!年のせい

 で鈍感なのか?それとも肝が据わっているか??

  以前の愛犬アヴォちゃんは、ビックリして一目

 散に私の懐に飛び込んで来たのに・・・・

  とにかく、おやすみなさい!