さて2日目の視察先は大津市。
もう大変失礼ながら、最初に興味を持ったのはこれです。



船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-3


おおつ光ルくんです。
観光用のゆるキャラのようですが、私の好み。でした。
詳しくは、
http://www.otsucci.or.jp/activity/pages/otsuhikaru.html
です。

さて、大津市議会も歴史、伝統と格式のある議会でした。
まず名古屋のときに書いた請願陳情の取扱いは、船橋市議会とも名古屋市会とも違うかたちでした。請願は委員会に付託して審議。陳情は写しを議員に配布するのみ。ということでした。

陳情は写しを議員に配布するのみという議会は多いようですが、私たち船橋市議会は陳情も委員会に付託して「丁寧」に扱うという考え方があるようです。しかしながら、過去のブログにも書かせていただいたように、地球防衛軍の話など、なかなか取扱いに苦慮するケースが増えてきていて、それをいちいちルールに基づいて委員会に付託することを是とするのか、一度は立ち止まって議論する必要があると思います。

さて今回の気になる案件は、「政策検討会議の設置に関して」がまずあげられます。大津市議会では、議会運営委員会に交渉会派(交渉することが許される人数要件などを満たしている会派)から提案があったもののうち、議会運営委員会で賛同が得られた場合は、政策検討会議が設置されます。実績で前例をみてみますと、約半年間かけて作業を行い、条例化などへの道筋をつけるかつけないかの結論に導きます。かなりタイトなスケジュールで様々な作業が繰り広げられます。

また、その際に適宜専門的知見の活用ができるようにと、龍谷大学とパートナーシップ協定を締結しています。今後は様々なかたちで活動をしていくようです。この政策立案機能の強化はかなりの工夫がみられる感じでした。うらやましい限りです。

また、かたちの部分では対面式の質疑、答弁が行われているようで、質問席の設置も工事済みで、安価にあがる工夫がなされていました。あれは見習うべきだなという感じでした。


船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-h


船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-t

とにかく日本全国やはり議会改革がソフト、ハードともに進んでいることが体感できた視察でした。