昨年常任委員会として動き出した広報委員会で視察に行ってまいりました。
例えば、まずこの中継動画を見ていただきましょう。
http://www.ustream.tv/recorded/19098757
半端なドラマを見るよりずっとおもしろいですね。
この議会のユーストリームの動画をいくつか見ていると、いろいろなことがわかります。
議運の委員長的には、
「おっ、対面式だ!」
「懲罰動議で、怒られても開き直って謝罪しない議員もいるんだ~」
「しかもそれを受け入れちゃう議会なんだ」
「で、そのことに対し市長が議会で文句言ってる」
「会期決定は議長が議運に諮問し、答申として本会議で正式に答申するらしい」
……と、興味深いポイントがいくつもありました。
私は議運の委員長で、いつも議運の協議事項が本会議録に記載されないことに違和感というか、納得がいっていませんでした。このカタチを取ればあり得るな、と。
さて、視察の話に戻ります。
お伺いした日周辺でこれだけの視察があるようです。
月間の視察数はかなりのものらしいです。
http://www.city.takeo.lg.jp/shisei/shigikai/sisatu.html
まあ、ホントに異色の視察でありました。
写真の中央に写って座っているのが牟田議長、立って説明しているのが樋渡市長です。
牟田議長は、全国若手市議会議員の会の創立メンバーの一人です。私は平成7年にその仲間に入れていただきましたが、かなり久しぶりの再会でした。残念ながら、お互いの容姿はその頃からかなりの変化を遂げていましたが。
さて、広報委員会で伺った視察です。
なぜ、伺ったか?
はい、まずは武雄市のホームページはすべてFacebookに移行して運用しています。議会も一緒です。で、どうなったか?
PVが半端じゃないようです。
http://ja-jp.facebook.com/takeocity?sk=app_236453269710449
にアクセスしていただく?(もっと簡単なURLもありそうですが、よくわかりません。(Facebookのフレームのアドレスってよくわからんのです。))
するとまた市長の思惑通りPVが増える。
Facebook利用は費用が安く運用できるということです。ほとんど外部委託でも数百万円の予算で済むようです。よく、役所の職員が言う「セキュリティの問題」は気にしていないそうです。そこのところの感覚というかメリハリがしっかりしているのです。「な~にがセキュリティですか?」という感じでした。
さて議会はというと、議会報を発行していない。実は私はこのことにものすごく興味があったのです。紙の議会報を発行していないそうです。これが驚きでした。
なぜ?なぜ?なぜ?
「中継の方がおもしろいから」 だそうです。
もう一つの理由は、「各議員が個人で議会報告を出すから」 だそうです。
で、中継はどういう条件かというと、テレビ難視聴地域のためどうも国補助などがあって(正確な情報はなし)、CATV普及率が高いようなのです。で、自主番組も少ない、ので議会中継を、となったようです。
で、またこれが確かにおもろい。このブログ前段にリンクをはってありますが、これは普通に市民の方が見てもおもしろいでしょうね~。そもそも市長は身近な存在として市内をちょろちょろ動き回っていらっしゃるようですし、議員さんも身近なのでしょう。ケーブルテレビとユーストリームとで放映しているようです。しかも生中継、晩にもケーブルテレビでは放映し、ユーストリームはご承知の通り、いつでもOK。
で、あとは市の広報にスペースをちょっとだけ使って、議会の報告がなされるようです。議案の審査結果程度のようです。
なるほどですねえ~。
プレゼン上手な市長のご説明はあっという間の1時間半。委員全員がお話を伺っただけでも満足という感じでした。
そして記念撮影。
私も議員生活13年目が終わりますが、視察に伺って視察先の市長さんと記念撮影をするのは初めてでした。
その後、主が去ったあとの職員の方とのお話がこれまた楽しく、いろいろと考えさせられるお話満載でした。
樋渡啓祐市長のお人柄なりを書きたいのですが、それに関しては、
「首長パンチ」樋渡啓祐著 講談社刊1,500円(税別)をご購入下さいませ。 また、くどいようですが、上のリンクから中継録画の動画を視聴いただければおわかりいただけると思います。