まちじゅうWiFi化

「萩・情報維新プロジェクト」の視察をさせていただきました。記者発表資料をご覧下さい。






非常にわかりやすく事業の概要が記載されています。
各自治体から問合せ殺到のようです。

この事業に大きく舵を切ったきっかけは、このプレス資料にもあるように、「萩大志館 」のご提案によるものだそうです。
ご担当者のお話によりますと、我々のように首都圏などと違ってWiFiインフラと言うかICTインフラの整備が遅れているとのことでした。

確かに、空港からレンタカーで早めに到着したので、時間調整をしようと思い、ファミレスを探しましたら、残念ながら見つかりませんでした。幹線道路沿いに新しくできたと思われるマクドナルドがあり、とりあえずそこに入り、コーヒーを飲みながらパソコンで情報収集。持参のイーモバイルは通じました。とりあえず、それで情報収集をして、お昼ご飯へ。それからお昼ご飯を食べたお店で観光ガイドブックを読みながら、今度はカフェへ移動しようと思い、調べると和カフェが多いようで驚きまして、２軒をメモし、訪ねましたが、お休み。で、仕方なく駐車場で待つことしばし。
で、早めの時間でしたが、議会事務局へ。いただいた資料をみてなるほど納得。

萩大志館の提案書をいただきましたものを、転載させていただきます。





























素晴らしいですよね。ご出身の皆さんや、ファンの皆さんがふるさとや自分のすきな街の発展や市民の利便、観光客の利便などを心配し、提案する。それを行政も大切に受け止め、民間事業者にその想いを伝え、実現に向け動き出したということです。

「役所ならではの弊害」というかネックになることをいくつも述べていらっしゃいましたが、思わず笑ってしまうことが多々ありました。それは船橋市役所で、ここと同じことをやろうと言い出したときに、「言われそうなこと」を、次々におっしゃっていたことです。もう担当者やそのことに関係する課長などの想定される発言が次々とでてきていました。

それらを一つ一つ解決して行ったようです。ご担当者のご苦労がうかがえました。しかし、きちんとしっかりした考えと強い意思をお持ちなのでしょう。お話を聞いていて頼もしく思えましたし、熱意をものすごく感じました。そして何より、「市のため、市民のため」を第一義に考えていらっしゃることが明らかで、その熱意に周りも納得し、協力をし、実現に至ったのだと思います。大変素晴らしい職員の方の仕事っぷりでした。「役所仕事の悪いところをすべて知り尽くしていて、今回のこの仕事はそれらをひっくり返すこと」という意思も感じ取れました。萩市は良い人材育成をしていらっしゃるなあと思いました。

そして事業を進めるにあたっての協議会の資料が次の通りです。この民間の事業者の皆さんの協力を得るための作業も立派でしたし、それに呼応して動かれた皆さんも立派だと思いましたね。自治体のあるべき姿を見たような気がしました。