2日目は熊本市でした。
宿泊先の鹿児島市から初めて乗る九州新幹線で、熊本へ。
ちょっと期待していたのですが、少々期待はずれ。暫定開業みたいなもので、新八代まで1時間弱。しかも、東海道新幹線の「こだま」のように、各駅停車?です。10~15分走行して駅に停車。単なる特急って感じでした。
が、この九州新幹線の正式開業にむけて、熊本都市圏の都市交通アクションプログラムを策定した熊本市の視察は大変興味深いものでした。
会議室にあるプロジェクターが良かったです。スクリーンが、木製の扉の奥に。
熊本市のホームページをご覧ください。
http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/default.asp
の、まちづくり→都市計画・熊本駅周辺整備をクリックしますと、
「都市交通アクションプログラムの進捗状況と成果の報告について」
があります。それ以外にも、興味深いものがあります。
特に気になったのがこの写真です。バス専用レーンをカラー舗装しており、その専用時間帯が写真でもおわかりのように、6-23となっています。これらにより、バスの定時運行が行われているようです。
上記の「都市交通アクションプログラムの進捗状況と成果の報告について」の中の、「公交通関係」「都心部及び自転車関係」にも写真があります。
このプログラムは、熊本市だけではなく熊本県も関係しており、それらの議会への対応について質問をさせていただいたら、「当然ですが、議会には常任委員会への報告や団長会議(船橋で言う会派代表者会議)への報告を適宜していたということです。「当然」のことと思っているところが「感心」させられました。どこかとは大違いです。
話は外れますが、船橋は最近も、議会が蚊帳の外って事案があったようです。(これは余談ですが…)
さて、熊本といえば、熊本城。
税金で観光!!なんて言っていただきたくないですね。
でも熊本城に行ってきました。熊本市のご担当のレクチャーが大変わかりやすく、質問もずいぶん出たのですが、次の日程までの時間調整が必要になり、市役所の目の前の熊本城へ行こうとなったのです。急遽、観光施策の視察です。
ここは、国の所有で、熊本市が管理をしているそうです。
担当課はこの石垣のところにあったカラーコーンでもわかるように、観光政策課だそうです。従って、管理予算は経済部予算。石垣の改修工事の関係などで、2,3年前は観光客が80万人くらいまで落ち込んだそうですが、今年は確実に180万人突破のようです。
観光収入が大きなウエイトを占めているそうで、観光施策はかなり重要なようです。今は、内国旅行者をはじめ、韓国、中国などのアジアからの観光客が大変増えているそうです。